ある男性が海辺のレストランで「ウミガメのスープ」を頼みました。
一口飲むとシェフを呼び、こう質問しました。
「これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい。そうです。何かございましたか?」
「いえ、大丈夫です。」
そう言うと男性は店を出て、自宅に帰ったあと自殺しました。
衝撃的な話ですが、これはビジネスにおける重要なファクター「質問力」
それを訓練するための「ウミガメのスープ」というゲームです。
何故、この男性は自ら命を絶ったのか?
それを探るために、一方が質問をします。
回答を知っているもう一方は「YES」か「NO」、もしくは「関係ない」という3つの答しか返してはいけません。
ちなみにこの真相は奇想天外で(後ほどネタばらしします。)普通に考えてもまず出てきません。
何度も質問を繰り返すことで、仮説を実証する必要があるのですが、真相にたどりつける人は
相当質問力が高い
です。
何人かに試してみましたが、上手くいく人といかない人の違いは、
仮説にこだわるか?仮説を捨てられるか?
そして
質問の量が多いか?少ないか?
この2点です。
仮説にこだわる人は、いくつかの質問の回答から組み上げた自分の仮説に基づいて質問をしますが、その回答が意に沿わない(仮説に当てはまらない)段階でオーバーフローします。
それに対し、上手く行く人は、それなりに仮説を持っているものの、有効な情報が出てきた瞬間にその仮説をパッと手放せます。
ジグソーパズルのパーツを沢山集め、雑に並べてみて、何となく景色を見る。
そんな感じです。
そして、質問の「量」も重要です。
真相にたどり着けない人は、そもそも質問の量が少なく、その少ない情報で仮説を組み立てます。
一方、真相を解明する人は質問の量が多く、一見関係のないようなことでもとにかくよく質問します。
これはセールスでもよくある話で、質問力の低い営業マンは総じて
「思い込みが強く」
「質問量が少ない」
という特徴があります。
話をする上である程度の仮説は必要ですが、入ってきた情報を分析し、仮説を組み替えることが重要なのです。そして情報は多ければ多いほど良いわけです。
ちなみに真相にたどり着ける確率。
私の経験では10人中1人です。
もしあなたがこの謎を解けるなら、あなたの質問力は相当なレベルです。
ちなみに私は。。。。。
たどり着けませんでした。。。。
そう。私もまた質問力の低い営業マンの1人なのです。。。。
さて。回答ですが、もしこの問題にチャレンジしたい方は読まないで下さいね。
誰か友人に読んでもらって、自分が質問して下さい。
回答はコチラ
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男性は過去、乗っていた舟が転覆し、数名の仲間と一緒に海で遭難した。
ある無人島に流れついたが、そこには食料がなく仲間達は1人1人と死んでいった。
ここで「仲間の死体を食べても生き残ろう」というグループと、「絶対食べない」というグループに分かれた。
男性は後者だった。
当然、体は衰弱し、死が目前に迫った時、仲間の1人が
「運よくウミガメを捕まえた。これはそのウミガメで作ったスープだ。飲め」
と差し出した。とても美味しいスープだった。
そのスープを飲んで体力が回復した男性は、その後無事救助された。
時は流れ、偶然入ったレストランに「ウミガメのスープ」があった。
懐かしさで食べたが。。。。。味が違う。
そう、ウミガメのスープは仲間のとっさのウソで、実は人間の死体から作ったスープだったのだ。
その事に気づいた男性は絶望し、自らの命を絶つのであった・・・
どうですか?
相当難易度高いですよね?
でも、凄い面白いので、是非やって見て下さい!!
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