保険って意外と入れない。。。。健康診断にひっかかった方は要注意!!


みかづきナビです。

本日は保険に入る時の健康状態についてです。

これ、結構重要です。

保険に入る時に聞かれるのは

・3か月以内に病院にかかった?

・5年以内に入院や手術があるか?

・それ意外に当てはまる病気になったことがあるか?と聞かれ、複数の病名が列記してあります。

・更に、この病名リストにはないけど、5年以内に治療したものを教えて下さい

などが聞かれます。

この、現在のご自身のお体の状況について報告することを「告知」と言います。

告知の際に、嘘をついたり、報告漏れがあると、実際に入院や手術をした時にお金が支払われないこともありますので、しっかりとしておかないといけません。



よくお客様からも言われるんですが、この告知

結構厳しいです。

何が厳しいのかと言うと、ご本人は大したことがない、と思っているような症状でも、加入出来なかったり、条件が付いてしまう場合が多いのです。

条件というのは、例えば

「私が健康診断で****について指摘された」

と書くと

「では****に関する病気になった時は支払対象になりません。それでも宜しければご加入下さい。」

となることです。

これを承諾しませんと加入出来ません。

この条件というのが、結構些細なことで付きます。

お客様からすると「えっ?!こんなことで条件つくの?」とビックリされてしまうこともあるくらいです。

ちなみに、傾向としては死亡した場合の保険より、医療保険の方がすぐに条件が付きます。

色々な保険の中で医療保険が最も「健康でないと入りにくい」保険なんです。

やはり、保険会社としては一番支払う可能性の高い保険(死亡した時の保険よりは入院した時の保険の方が支払い対象になる可能性が高い)なので、厳しめに判断しているのだと思います。



例えば、こんな例を見てみましょう。

35歳の男性 高血圧について健康診断で指摘された

100人、同じような方がいたとして、60歳までに入院する方が5人だとします。(あくまで例です。)95人は入院しません。

その比較対象として100人、血圧に異常のない方がいます。この場合、60歳までに入院する方は4人です。96人は入院しません。

血圧が高くても100人中95人の方は入院しない、血圧に異常のない方でも100人中96人は入院しない。比較すると95:96ですから、少々血圧が高くてもリスクはほとんどないように感じます。

これが一般的な感覚です。

「別に大して変わらないよ。」

と感じます。

ですが、保険会社は何かあった時にお金をお支払いする立場なので、実際に入院した人数だけを見ています。

この場合、血圧が高い方100人中 5人入院、血圧に異常のない方 100人 4人入院です。

5:4ですから、血圧が正常な方と比べ1.25倍リスクが高い。と判断されてしまいます。

これで「高血圧に関する病気でご入院した際は支払対象外」という条件が付いてしまいます。

私どもとしても極力何も条件がつかずにご加入頂きたいのですが、こればかりはどうしようもありません。

保険のことを「晴れてる日に傘を買うようなもの。いつかは降るけど、今はいらない。って時に買わないといけない。」と言われますが、まさしくそうなんです。

健康でないと入れないんですね。

「あっ!!健康診断で引っかかった。保険入っておこう。」

という時には遅いんですね。

ご検討はお早めにされることをお勧め致します。


 

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3月 3rd, 2014 by