保険屋が教える「忖度」の絶対的ルール


通常

財務省の面々が安倍首相に「忖度」し、更には書類まで偽装したのでは?と疑われ、再び火を噴いている森友問題。

ついには大阪地検の捜査の手が伸び、佐川国税庁長官の辞任にまで発展した。

それを追及する野党は本当に楽しそうで、久しぶりに本領発揮で激ギレしている蓮舫先生などを見ると、ドMの私などは「ゾクッと」する。(余談だが、蓮舫先生にひたすら責められる『VR蓮舫』というソフト(下記の写真)があるらしく、相当興味深い 笑)

rennhou

まあ、私の性癖はどうでも良いが、本日は「忖度」について考察してみたい。

例えば、ある社長、若い女性、私の3人で食事をする。

女性と我々の関係性はここでは置いておくが、「酒席の華」として同席している「緩い知り合い」とでも思ってくれれば良い。

その社長としても別に下心があるわけではないし、その後、どうこうなるものでもないのだが、その場での雰囲気を見るに、悪い印象を持っているわけではなさそう。

かと言って「立場」もあるので、

「連絡先を交換しましょう」

と積極的に言うこともはばかられる。

「社長」という人種は意外とシャイで、仕事ならいざ知らず、こと女性に関しては自分から動くことが苦手な場合が多い。

そんな時、

「明日で良いので、社長にお礼しておいたら?これ連絡先」

と、その女性に渡しておく。

翌日には「昨晩はありがとうございます。」とメッセージが入り、その社長としては、「連絡先をゲット」ということになる。

何気ないことだが、

e0f7b50f97994f7536ff4c6c3b1ea824_s

と言えるだろう。

もしくは、こんな場面もある。

「こういう人を紹介して欲しい。」

経営者にそう依頼され、税理士や弁護士などの「士業」や、IT、建設、飲食、金融などの「業者」と橋渡しをして、面談をセッティングする。

初回のみ私も同席するが、いざお金の話になると双方がモゴモゴすることがある。

特に士業の「先生」は、自分からお金の話をすることが苦手なため、その「モゴモゴ感」は傍目に見ても気の毒になる。

お金については経営者の方も気になっているのだが、相手が言わないのにこちらから聞くのも失礼。と考え、双方が腹を探っている。

そんな時、

「で、先生、顧問料はおいくらなんですか?」

「社長のご希望はどれくらいですか?」

などと、まるでアホな子のようにシレっと聞いてみる。

16_1

膠着した局面を打開するためのラフプレーだか、これが意外とハマり、後から「助かった」と言って頂くことも多い。

これも「忖度」の一種。

気を利かして裏で動いたり、言いにくいことを代弁したり、忖度も色々だが、保険屋に限らず営業マンにとってはセンスが試される。

と、こんな偉そうなことを言っていても、私もそれほど得意なわけではなく、よく諸先輩から「気が利かない!!」と怒られていて、どちらかと言えば「代弁ラフプレー」の方が得意だ。

それとて毎回上手く行くわけではなく「言い過ぎ」たり、「タイミングが悪かったり」して、自分が火だるまになることもある。

言い換えれば、忖度は「気」を使うか、「身」を斬るかのどちらかと言えるかもしれない。

それらは、あくまで「さり気なく」行うことが大事で、あまりに前面に出るのは美しくない。

そして一つ、絶対的なルールがある。

それは

「金を使えば良い、というものでもない。」

ということ。(と、教わった。)

プレゼントや接待は、その効果も分かりやすいし、結果が出るのも早い。

要は簡単で、誰でも出来る。しかし、プレゼントはプレゼントだし、接待はあくまで接待なのである。

l201203042200

「忖度」はそういう類のものではない。

相手のことを思い、気持ち一つ、身一つから出るもので、だからこそ難しい。

そういう意味では、「大幅値引き」した森友問題は忖度ではなく、国民の財産という「人の金」を役人が勝手に大盤振る舞いしただけの「贈賄」でしかない。

そして、エリート街道を歩んだ高級官僚が国税庁長官を辞し、さらには近畿財務局の職員が自らの命を断った。

これこそが安倍政権を守るために気を使い、身を斬った「忖度」である。

もはやブラックジョークでしかないが、その結末はあまりにも悲しい。

こんな下らない「忖度」で死ぬことはないだろうに。

本日のコラムでした。


3月 10th, 2018 by