加計学園問題に学ぶ「総理を動かす」人付き合い


 

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都議会選挙で歴史的な大敗を喫した自民党。

その1つのきっかけになったのが加計学園の問題だとされています。

総理の「お友達」である加計孝太郎氏が理事長を務める加計学園が、総理肝いりの「特区」に応募し、実績で上回る京都産業大学を押しのけて50年ぶりの獣医学部の新設を認められる。

更には「総理のご意向」などのメモも見つかり、普通に考えれば

「まあ、なんか裏であったのね。。。」

と思うのが自然ですが、まさか認めるわけにもいかず、その後の大混乱は報道の通りです。

しかし、

・友達

・コネ

が優先されるのは、民間企業では当たり前。

担当者レベルでは内諾を貰っていたのに、役員に上がった途端、役員の

「お友達」

が出てきて、案件をかっさらわれた、ということはビジネスマンであれば誰もが経験したことがあるはずです。

それを行政がやってしまうから問題なのですが、現実としてこのような人的なネットワークはバカになりません。

むしろ、私は自分の野望のために「時の総理」すら動かす加計孝太郎氏を素直に

「すげーな」

と思っております。

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そのやり方に批判はあるでしょうが、豪腕経営者であることは間違いないでしょう。

私も仕事柄、社長や先生と呼ばれる人たちとのお付き合いがありますが、実は加計氏の

「人付き合い」

から学ぶことは非常に多いです。

大きく分けて3つのポイントがあります。

① 無名の頃から知っている

報道によると二人が出会ったのは、アメリカの大学に両者が留学していた頃。

かれこれ30年以上前。

これは重要なポイントで、成功者は自分がまだ「若く」、「無名」な頃に知り合った人を大事にします。

社長として成功してから。議員になってから。医師、弁護士になってから。

つまり大成してから知り合う人というのは、どこかで

俺の肩書き(お金、名声)に群がってきているのでは?

という思いがあり、親しく付き合っていても、本心はなかなか明かせないものです。

そういう意味では成功者とは孤独なもので、自分が何者でもない頃から自分を認めてくれていた人に安心感を得て、信頼する面があります。

私も創業間もない頃から知っている経営者と、既に大きくなってから知り合う経営者では、どこか距離感が違うような気がします。

 

② 簡単に見限らない

30年来の友人ということは、第一次安倍内閣が総辞職した際や、自民党が野党に転落した

「辛い時期」

も一緒に過ごしてきた、ということです。

この時のことを安倍総理ご本人が、あるテレビ番組で

「潮が引くように人がいなくなった」

と言ってましたが、本当のことでしょう。

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あの時、安倍さんがもう一度首相になる。と予見していた人は皆無で、当の本人だってそうは思っていなかったのではないでしょうか。

どう考えても

終った人

になる可能性の方が高く、もし加計氏に下心があれば、総理を辞めた段階で付き合い方は変わるはずです。

しかし、そうはせずに、おそらくは若い頃と変わらずに接していたのではないかと思います。

このような辛酸を舐めた時期に、以前と変わらず付き合ってくれる人を

「本当の友」

と思うのが人情。

なお、このような辛い時に裏切った人を成功者は絶対忘れません。

逆に裏切らなかった人のことも忘れません。

実際に会社を倒産させ、その後復活した社長さんを何人か知っていますが、皆さん辛い時期を支えてくれた人への恩義を忘れず、再起してから何かしらの形で恩に報いています。

 

③ ここぞと言う時にしかお願いしない

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普段から何かとお願いをしていると、

「こいつも周りと同じ。俺を利用している」

と思われます。

相手の言う事を100聞いてあげて、自分はここぞという時に1つだけお願いをする。

流石に相手も断れません。

それが今回の件だったのかもしれません。(勝手な推測で書いてますが。。。)

 

今回は加計問題に絡めて、人との付き合い方を解説してみました。

ここから学ぶことは、

誰が大物になるか分からない。どんな人間とも付き合っておく 

人は恩も恨みも忘れない。相手の状況によって態度を変えない  

・自分が出来ることを100やって、ここぞという時に1つだけ頼む

ということです。

そういう観点で言うと、私なんて全然ダメですね。。。。

ちょっと仲良くなるとすぐ「保険の話聞いて下さい」って言っちゃうから 笑

総理を動かすほどの大物にはなれそうもありません。

加計孝太郎先生!!私は尊敬しております。

是非、今治の獣医学部の火災保険、弊社でやらせて下さい!!

本日のコラムでした。

 


7月 4th, 2017 by