医療保険の検討って難しい。。。。その2


みかづきナビです。

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前回の医療保険の検討の続きです。

今回は一番問い合わせが多いガン特約について解説致します。

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統計データを見ても、今後2人に1人がガンで亡くなる、と言われております。

また「お金がかかる」という印象もあるため、みかづきナビにご相談頂く方も非常に関心が高い項目です。

ガンの特約に関しては、現在、主に3つの種類があります。

入院、診断、通院の3つです。

入院に関しては、「ガンで入院した場合には、1日あたりに受け取れる給付金をプラスします」というものです。

入院の理由を問わずに受け取れる主契約が1日 5,000円だとします。これにガン特約10,000円をつけておけば、1日あたり15,000円になります。

これは実際に入院した方にお聞きすると「かなり安心だった。」とおっしゃられます。

前回書きました三大疾病特約と同じように、昔からある特約の一種ですが、最近は少し流れが変わってきました。

と言うのも、どこの病院でもガンの入院が短くなっているからです。

私の個人的な感覚ですが、早いと1週間。長くても2~3週間程度のような気がします。

この「1日あたりに受け取れる金額が増える」というのは入院日数が少ないとあまりメリットがありません。

そこで最近ニーズが増えている特約が「診断」と「通院」です。

ガン診断一時金特約、などと言われています。今はどこの保険会社でも用意されている特約です。

このガン診断はとても分かりやすく、「ガンです。」と診断されれば一括金でお金を受け取れます。入院するか、しないか、手術するか、しないかは関係ありません。

とにかく50万、100万(契約時に決めておきます。)といったまとまったお金を一括でお受け取り頂けます。

今はガンの治療法も色々ありますので、この一括金をご自身が納得できる治療に自由に使うことが出来ます。

分かりやすく、自由度も高いので最近人気を集めている特約です。



図6

また、ここからややこしいポイントですが、この一時金は「再発や転移でも受け取れる」というルールの会社が多いのですが、これが「2回目移行は半額になるが、何回でも受け取れる。但し2年に1回」「2回目もそのままの金額だが、2回目で終わり。」などなど、よくよく調べると細かいルールがあります。

単純に「一括金で100万円」という条件だけで比較すると、再発や転移した際に「なんだよ!!聞いてないよ!!」ということになりかねません。

注:私の個人的な見解ですが、ガンの場合、再発や転移の時の方がお金がかかります。2回目以降の給付が充実している方が良いような気がします。

この点に注意して比較検討するべきです。

また「入院期間が短くなっている」ことから、その後通院しながら治療をするケースも増えてきています。

それらに対応するのが「ガン通院特約」です。

「通院一回あたりいくら」という形でお受け取り頂けます。

ないよりはあった方が良い特約ですが、付けるとお金がかかります。

そこは全体のバランスですね。

余談ですが。。。。

特約全体に言えることですが、それぞれの特約を個別に検討すると「これもあった方が良い。あれもあった方が良い。」となりがちです。

そうなると保険料がドンドン上がってしまいます。

ですから、やはり全体のバランスですね。予算を決めて、優先順位をつけて、低いものは割り切って削る勇気が必要です。



図7

・ガンの特約には「入院」、「診断」、「通院」の3種類がある

・診断一時金は1回目に受け取る時と、2回目以降の再発や転移の際のルールを確認した方が良い

・どの特約も「ないよりはあった方が良い」が「その分お金がかかる」。優先順位を決めて検討する

次回は、女性疾病の特約について解説致します。

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3月 6th, 2014 by