単身赴任、それは大人の夏休み。しかし悲劇が待っている。。。


 

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先日、中学高校の同級生からメールが来た。

「4月から大阪転勤だ」

しかし、彼の子供は小学校高学年で中学受験も控えているため、

「単身で行く」

とのこと。

そうか、体に気をつけて頑張れよ!!

と一言で済ますつもりが、生来の「何か言いわずにおられない性格」のため、

酒飲みすぎるなよ

それと、女にも気をつけろよ

帰ってくると、浦島太郎状態で子供にも相手にされず、嫁さんにおいては

他人にしか見えなく

なるらしいぞ

などと、相当に余計な「オマケ」というか「脅し」を付けてしまった。

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私自身は単身赴任をしたこともなければ、転勤すら経験がないが、代理店を経営していると「単身赴任」の話を聞くことが多い。

と言うのも、複数の保険会社の商品を扱っているので、その保険会社ごとにうちのお世話をしてくれる「担当者」がいて、7社の商品を扱う弊社では、つまりは7名の担当がいることになる。

で、彼らは当然会社員であり、しかも保険会社という大企業に所属しているので、年に1人か2人は「転勤」で入れ替わる。

だいたい年度末が近づく今の時期になると、

「実は〇〇へ転勤が決まりまして、つきましては後任の担当者のご紹介を」

という連絡を貰うのである。

行き先は北海道から沖縄まで「どこでもあり」で、

「行け!!」と言われればどこでも行く

という会社員の掟は非情だと感じる。

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独身であれば身軽なものだか、家族がいると話は別。

そして、様々な理由で「単身赴任」する場合がある。

その多くは冒頭の私の友人と同様、子供の受験とか、子供が転校したくないなどだが、中には、奥さんが「田舎は嫌」とか、元々不仲だったので、これを機会に「物理的」にも距離を置きたいとか、あとは奥さんの方が稼ぎが良くて、

「はあ?何で私が仕事辞めてまで、〇〇くんだりまでついてかなきゃいけないの?」

と冷たく却下されたとか、まあ、色々ある。

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そんな話を聞くと

「大変だね」

としか言いようがないが、それでも会社の命令は絶対。

単身で乗り込むしかない。

で、そこから1年、2年。

何かのタイミングでそれらの単身赴任者にお会いすることがある。

その会社の表彰式だとか、保険業界のイベントなどで、懐かしい顔を見かけて、

「おお!!〇〇さん、元気ですか?」

と声をかけると、彼らは一様に

もの凄く楽しそうである。340_1

そして、

いやー、はじめは嫁さん、子供もいなくてやっていけるかなぁ、なんて思ってましたが。。。

1人は気楽で楽しいですよ。

絶対にこのように言う。

まあ、それもそうだろう。

家族に煩わされず仕事だけに没頭できる日々。

家に帰って、コンビニ弁当をツマミにビール飲みながら、テレビを見て屁をこいて寝る日々。

想像しただけでも楽しそうじゃないか。

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そして中には現地で「彼女」が出来る不届き者もいる。

そうなってくると、今度は逆に「本当の家」に帰るのが苦痛に。

年に数回の東京本社での会議。なのに妻には連絡せず、新橋のカプセルホテルに泊まり、

「明日の夕方には戻れるよ(ハート)」

LINEを送る先は、赴任先の「妻」

しかし、そんな「大人の夏休み」にも終わりが来る。

東京本社 〇〇事業部 〇〇三部 部長を任ず

待ちに待った「栄転」のはずが、どこか喜べない。

「一人暮らしに慣れてしまって。。。今更、嫁さん、子供かぁ」

本当にそう思うらしい。

もちろん全員ではないが、本音としてはこのように感じる人も少なくないようだ。

が、ところがどっこい、そう思っているのは本人だけではない。

「旦那元気で留守が良い」

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昔、何かのコマーシャルで聞いた言葉だが、「旦那の帰還」は妻の方が苦痛である場合も多いようで、

「〇〇ちゃん(上の娘さん)が、来年大学受験だから、もう2年くらいどこかへ赴任出来ないの?

と言われた、という話も聞いたことがある。

つまりは家の中が騒々しくなるので、帰ってくるな。ということだろう。

ご本人は、

「ベトナム帰還兵の気持ちが分かった。」

と意味の分からないことをおっしゃっていた。

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と、こんな調子で単身赴任は家族の間に色々な問題を引き起こすのである。

最後にこんな話を一つ。

「福岡の赴任先から5年ぶりに家に戻ったんですよ。そしたら、家に誰もいなくて。帰る日も言ってあったのに。ふとリビングのテーブルを見たら置いてあったんです。」

〇〇〇〇氏の行動報告書 福岡めんたい調査センター

そこには現地妻との暮らしぶりが克明に記されていたそうな。大量の写真を添えて。。。。

そして現在別居中で「念願」の一人暮らしに逆戻りした某社の某部長の話は、何度聞いても背筋が凍る。

単身赴任をする方には「戒め」として、いつもこの話を差し上げている。

私の同級生も年齢のわりにはシュッとしているので、気をつけて欲しいものだ。。。

本日のコラムでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2月 27th, 2018 by