定期付き養老保険の変換権はもの凄いお得


みかづきナビです。

今から20年以上前の話ですが「定期付き養老保険」という商品がとても売れていました。これは貯蓄性の高い養老保険に掛け捨ての定期保険がセットになっている商品で、

定期付養老

「若い頃に万が一の時があれば、大きな保険金が受け取れる」
「何もなければ将来はお金が貯まる」

というセールストークでどこの保険会社でも主力商品として販売されていました。

しかも当時はバブル景気の真っ只中。生命保険の「予定利率」が今とは比べ物にならないくらい良かった頃です。予定利率は高ければ高いほど、保険料も安く、将来戻ってくるお金を多くなります。

その頃は「支払った保険料の総額の1.5倍から2倍が戻ってくる」というような商品がごろごろしてました。すごい時代ですね。

この時期に加入された養老保険はいわゆる「お宝保険」と言われていて、我々ファイナンシャルプランナーが分析をするときには「絶対解約しちゃだめです。」と念を押しています。



ここまではわりと皆さんが知っている話なのですが、実はこのお宝保険を更にお宝に変える手法があるのです。

それは「定期保険の変換権」という技です。

まずは変換権からご説明いたしましょう。
例えば掛け捨ての定期保険1,000万円に加入している方が「このまま支払ってもお金は貯まらないから、貯蓄性のある終身保険に切り替えようかな」と思った時に、わざわざ入り直したりすることなく「終身保険に変えてください。」というだけで(書類の提出は必要ですが)変更することが出来ます。

これが変換権です。

契約者は保険の種類を変える権利を持っているわけです。
保険会社や商品ごとに「AからBには変えられるけどCには変えられない」「加入後3年経過後から適用」もしくは場合によっては改めて診査が必要など細かいルールはありますが、ほぼほとんどの保険に備わっている権利です。

定期付き養老保険の場合では、定期部分を変換権で養老保険にすることが出来るケースが多いのです。

そして、ここからが重要な話なのですが変換権を使った保険に関しては「加入時の利率が適用」されることがあります。これも保険会社ごとにルールは異なりますが、「当時は」わりと多くの会社が約款にそのように記してあります。

つまり昔の「高利率」の条件で定期保険を養老保険に変更することが出来るのです。

変換後

今では絶対に加入することが出来ない「支払った保険料の総額が1.5倍、2倍になる」という高利率の養老保険を追加できるわけですから、もしご自身の保険がそのような商品であれば検討する価値はあると思います。



余談ですが、このバブル期に無計画に高利率商品を大量販売したことから、保険会社はその後も長い間「逆ザヤ(契約者に約束した利回りを実現できず損失が出る状態)」に苦しみます。実際に経営破たんしてしまった保険会社も少なくありません。このような背景から昔の高利率での変換に応じることは保険会社にとってはとても辛いことだったのだと思います。

「露骨に嫌な顔をされた」「頼むからやめてくれ、とお願いされた」などなど、当時の状況を聞いたことがあります。

なお、その教訓で現在販売されている保険の変換権は「変換を行った時の利率で計算する」と記載されています。

とは言え、20年、30年前の話ですから現在40代後半、50代以上の方でないと、このような保険には加入されていないと思います。

もし思い当たるフシがあれば、保険会社に問い合わせされてはいかがでしょうか?
あまり良い反応はされないかもしれませんが、ルールはルール。約款通りに対応してくれると思います。

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5月 23rd, 2015 by