小林麻央さんに考える「妻の死」


既報の通り、小林麻央さんがお亡くなりになりました。

その病状が度々ニュースになっていたため、若すぎる死にショックを受けている方も多いのではないでしょうか?

特に、「既婚、小さな子供」という共通の状況にある男性にとって、

「妻の死」

は他人事ではありません。unnamed (2)

今回の件では、ご夫婦そろって有名人ということで、その死が大々的にクローズアップされていますが、生命保険のベースとなっている「統計学」としては、同様のことは当然どこでも起こり得る話です。

実際、各種データを紐解いてみると、小林麻央さんと同世代の30歳代の女性(30歳から39歳)は、日本全国に約776万人。そのうち1年間で亡くなったのは12万5000人。約1.6%です。

ざっくり言えば、30代女性の死亡率が1.6%となります。

それに対し、30代女性の既婚率は65.7% 約510万人で、当然、ここにも1.6%のリスクがあります。

unnamed (1)

なお、30代女性の死亡要因は以下の通りとなっています。

30歳から34歳

1位 自殺 (40.6%)

2位 悪性新生物 (16.3%)

3位 不慮の事故 (11.1%)

4位 心疾患 (8.4%)

5位 脳血管疾患 (3.6%)

35歳から39歳

1位 自殺 (31.8%)

2位 悪性新生物 (21.8%)

3位 心疾患 (9.9%)

4位 不慮の事故 (7.6%)

5位 脳血管疾患 (6.1%)

厚生労働省 人口動態統計月報年計 27年度

総務省 国勢調査 27年度より抜粋

既婚者 510万人、死亡率1.6%、うちガン(悪性新生物)が約20%、これらを「掛け算」すると、

約1.6万人の「妻」が30歳代でガンで死亡

している計算になります。

年代的にお子さんがいらっしゃる可能性が高く、可哀想ですが小林麻央さんの同様のことはどこの家にも起こりえると言えます。

unnamed

職業柄、人の死に接する機会が多いですが、パートナーを亡くした時、女性は強く、男性は弱い、というのが如実な傾向です。

保険金の請求でも、女性は葬儀を待たずに連絡が来ることが常ですが、男性の場合、葬儀後も暫く間が空くことが多いです。

「現実として受け入れたくない」

という心理が保険金の請求を遅らせる、と言われています。

そもそも、夫は「家のどこに何があるか」すら把握しておらず、妻がいなくなればその瞬間から困ります。

嫁さんの葬式で数珠すらどこにあるか分からず困ったよ

という話を聞いて、自分もきっとそうだろう。と思ったことがあります。

子育てにおいてはより顕著で、子供の物がどこにあるか?学校はどうすれば良いか?などを把握しているお父さんは少数派ではないかと思います。

それに対して、夫がいなくなっても経済的な問題を除けば、日々の生活は送っていけるので、女性は堂々としているのかもしれません。

男は意外とだらしなく、女性は逞しいということでしょう。wakare

出会った以上、いつかは別れが来ることは自然の摂理。

どちらが先に亡くなるのは神のみぞ知ることですが、若くして、しかも小さい子供を残して、という状況は誰の目からみても悲劇です。

海老蔵さんもお子さん達も、これから人には分からない苦労があるかと思います。

何ができるわけではありませんが、温かい目で見守っていきたい。それが率直な思いです。

 

おススメ記事

保険と自殺の悲しい関係 yahooニュース

お客様だけじゃなく保険屋にとっても厄介な「痔」のお話

小泉進次郎氏が提案する「こども保険」の正体

 

 

 

 

 

 


6月 26th, 2017 by