愛媛暴走事件。あの車、保険は大丈夫?驚くべき自動車保険加入率。。。


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愛媛の暴走事件。

人がいる商店街を、もの凄い速度で暴走する映像に驚かれた方も多いと思います。

逮捕された容疑者は、

「色々なストレスがあって」

と供述しているそうですが、とんだバカモノです。

今回、接触による怪我や当て逃げが多数発生したものの、死傷者が出なかったことが幸いでしたが、映像を見る限り、更に重大な事故が発生していても全くおかしくない状況でした。

今回、被害に合われた方にとってはとんだ災難ですが、「危険運転」であっても、任意の自動車保険に入っていれば被害者には当然補償がされます。

しかし、このような無責任な行動をとる運転者は、

任意保険に加入していない

ことが少なくありません。

ちなみに民間の任意自動車保険の加入率、どれくらいがご存知ですか?

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なんと、全国平均で74.1%(損害保険協会 2016年3月調査結果)

実に4台に1台は保険に加入していないのです。

なお、今回の「暴走」が発生した愛媛の加入率は71.1%と全国平均よりやや低いですから、あの容疑者もどうか分かりませんよね。。。。

余談ですが、我々の業界では下記の県が自動車保険加入率が低いことが知られています。

沖縄 53.5%

島根 57.4%

宮崎 59.3%

高知 59.1%

沖縄の「2台に1台」というのは有名なのでご存知な方も多いかもしれませんが、島根や宮崎、高知なども50%台となっています。

高知は愛媛のお隣ですが、59.1%と愛媛より15%も低く、こればかりは「県民性」としか言いようがありません。

余談続きに、「加入率が一番高い都道府県は?」と言うと、

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大阪 82.4%

大阪の方には大変失礼ですが、これも意外と言えば意外ですね。

 

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さて、この任意保険。

当たり前の話ですが、加入していなければ事故を起こした時の、

・壊したもの

・怪我の治療費、慰謝料

・死亡、後遺障害への補償

これらを全て自分で責任を負うことになります。

特に死亡や後遺障害を伴う賠償金はほとんどのケースで1億円を超えますから、そのような重大な事故をおこせば「人生終了」です。

「そうなったら自己破産すれば良いよ(笑)」

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と言うアホな人に会ったことがありますが、自分の過失で負った賠償責任は自己破産じゃ免れません。

一生をかけて償っていくことになりますが、こんなことを起こす人にそこまでの責任感があるはずもなく、大抵は夜逃げですね。もし家族がいれば一家離散。

こんなこと普通の人だったら分かりますよね?

と言いたいところですが、「普通でない人」が1/4もいるということです。

最近、私のお客様でも自分が止まっているところに、後ろから追突されたケースがありましたが、加害者がなんと無保険。

相手は若い元ヤンのような人で、なんと加害者側も妻と子供二人を乗せていたそうです。

子供がいて保険なしで車乗るって、何も考えてないんでしょうね。。。

お客様の怪我が軽かったのが幸いですが、治療費や車の修理費や諸々の賠償などを実際に回収するまでは時間も手間もかかります。

「忙しいのに冗談じゃない」

と怒っておられましたが、当然ですよね。

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では、もし事故の相手が無保険だった場合、どうしたら良いのでしょうか?

警察に連絡するのはもちろん、その場でやることのポイントは3つです。

① 相手がだれか確認する。

名前、住所、連絡先です。

嘘をつかれる可能性もあるので、免許証や名刺を確認。

連絡先はその場で相手の携帯を鳴らして確認して下さい。同乗者がいれば、その人の名前と連絡先も控えておいた方が良いでしょう。

② スマホで写真、動画を取る

その場で示談書に一筆貰うのが理想ですが、応じないケースもあるので、そのような時にはスマホで事故現場の状況と、相手のインタビューを撮っておいてください。

「私に責任がある。賠償します。」

と言わせるのが理想ですが、カメラを向けると激高する人もいるので隠し撮りや録音でも良いです。

③ 面倒でも親や勤務先の社長、上司など「責任を持てる人」が来るまで待つ

事故、しかも相手が無保険。

すぐにその場から解放されたいのが心情ですが、まず相手の親や雇用主など「責任感がある人」に来てもらうことも重要です。

その場で加害者の携帯から電話をかけさせ「現場に来て下さい。」と強く主張して下さい。

自動車保険に入っていないような人は、後になって「やっぱり自分は悪くない」とか、「払えない」などと逃げ回る人が多いのです。

加害者の周りの人間に直接請求することは出来ませんが「心理的に巻き込む」ことで本人を監督してもらう効果があります。

 

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このような事故が発生すると、その後の交渉は全て自分でやらないといけませんが、そのような煩わしさを解消するためには、トラブルの際に弁護士費用を補償してくれる弁護士特約が有効です。

弁護士特約は自動車保険だけでなく、火災保険、もしくはクレジットカードの特約として用意されています。だいたい月々、数百円です。

なお、弁護士特約には「自動車事故の訴訟を含む/含まない」という選択肢があるので気を付けて下さい。

 

なんで無保険の奴のために、こちらが保険に入らないといけないのが腹立たしいですが、自分に非がなくても、無責任な奴が多いですからね。。。

本日のコラムでした。


11月 14th, 2017 by