掛け金が全額戻ってくる医療保険?


みかづきナビです。

最近、「掛け捨てではない医療保険」というものが話題になっています。

商品の概要としては、

・70歳時点で、それまで支払った保険料の全額が戻ってくる

・途中で保険を使っても、そこで受け取った給付金を差し引いた金額が戻ってくる(つまりは支払った総額が戻ってくる)

というものです。

一見、お得のように感じますが、でも冷静に考えると自分で貯蓄しているだけ、とも言い換えられます。

毎月保険料相当を別の口座に貯めて、もし入院したらその口座からお金をおろす、というのに近いかもしれません。

また、これらの保険の明確なデメリットについても理解する必要があります。それは。。。

・そもそも保障内容に比べ、保険料が50%程度高い。(通常なら毎月2000円程度で入れる保険が毎月3000円くらい)

・70歳手前で解約した場合は、戻ってくる金額は少なくなる。元本割れする

・70歳を超えてからも保険料は変わらない(つまり割高な保険料を支払い続ける)

という3点です。

基本的には「やめない。解約しない」という覚悟が必要の保険です。

「絶対払い続ける」という方以外はやめておいた方が良いかもしれません。

また、これらのお金の話だけでなく、「医療のトレンド」ということに関しても考えるべきです。

医療保険は実際の医療行為(病院で治療、入院、手術)があって、それに対して商品が設計されています。

昔は「とりあえず入院」していたので、それに対し1日あたりいくら、という医療保険が多かったわけです。

最近では保険適用外の治療もカバーする「先進医療特約」などが、どこの保険会社の商品にも標準的に含まれています。

また、近年では、出来るだけ入院期間を短くして通院で治療する、という病院が多くなってきているので、医療保険も通院を手厚くするようなプランが人気です。

日本の公的な医療制度の政策が変われば、それをフォローするべき民間の医療保険の商品内容も変わってくる、ということです。

今後、数年から数十年という中で同様の変化が起こる可能性は十分あります。というより絶対起こるでしょう。

そんな時、「今」加入した医療保険では、将来の公的医療制度のトレンドに対応出来ない可能性があります。数十年後は「ほとんど入院しない」というような医療体制になっていて、「入院1日あたり」なんていう保険では全く役に立たない、という可能性もあります。

「やめることが出来ない。」ということは、このような場面で「実際の医療行為に対応出来ない保険を続けないといけない」ということになりかねないかもしれません。

個人的にはやや否定的ではありますが、とは言え、他の医療保険は掛け捨てですから、どうしても「勿体ない」という感覚も否めません。掛け捨てでない、というのは魅力的なメリットです。

例えば完全に掛け捨ての医療保険(いつでも医療トレンドに合わせて切り替え出来る部分)と、貯蓄できる医療保険(絶対やめない基本的な部分)を分けて加入する、というようなプランも良いかもしれませんね。

みかづきナビなら、各プランの保険料や総額の支払い保険料などを比べ、お客様のご要望にあったプランを作成致します。

いつでもお気軽にご連絡下さい。

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7月 23rd, 2014 by