暑さ指数(WBGT値)って知ってますか?熱中症対策も経営者の仕事です!!


今年の夏は雨が続き、夏らしいカラッと晴れた日は数えるほどしかありませんでした。

9月に入ってからは一気に気温が下がっていますが、実はこの9月も熱中症で倒れる人が少なくない時期です。

夏の疲れが残っている上に、涼しい日が続いた後に激しい残暑が来る「寒暖差」で身体が悲鳴を上げるのかもしれません。

 

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この熱中症。

個人の体調管理の問題だと思われていますが、厚生労働省が第12次労働災害防止計画の重点項目として熱中症対策をあげており、最近では「経営課題」としてクローズアップされています。

例年、国内では4万人以上が熱中症により救急搬送されていますが、その中でも

「職場における熱中症」

は年間400人程度発生しており、2016年にも462人もの人が熱中症になっています。

 

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特に発生数が多いのは建設業、そこに製造業、運送業、警備業などが続き、工事現場などの屋外での作業はもちろん、工場などの屋内においても、

従業員が熱中症にならないような対策を取っているか?

ということが企業に求められています。

また「職場での熱中症」は本人も我慢してしまうせいか重症化することが多く、死亡者も年に30人近くに上ることもあり、こういった場合、

安全配慮義務を怠った

と会社側が責任を問われる可能性が高く、実際にそのような訴訟も発生しています。

ひとたび賠償命令が下られば、数千万から1億円の賠償が相場とされているため、企業にとってもダメージははかりしれません。

注:労災死亡事故の賠償額については、「コチラ」をご覧下さい。

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このような状況で、職場での熱中症対策としては、環境省が提唱する

暑さ指数(WBGT値)の計測

が主流になりつつあります。

暑さ指数(WBGT値)は熱中症を予防することを目的とした指標で、

1 湿度

2 日射・放射熱などの周辺の熱環境

3 温度

の3つを取り入れたものです。

単純に気温だけでなく、湿度や放射などの周りの環境も考慮して、具体的に「熱中症の危険度」を測定することが出来ます。

なお、この指数は温度と同じように「℃」で表されますが、通常の温度と異なり、そこに前述の湿度や日射、放射熱を加味して計算されます。

その構成要素は以下の通り。

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指標を構成する7割が『湿度』であり、いかに熱中症が湿度と関係があるのかが分かります。

屋内においては、冷房設備を設置することが一番の早道ですが、その他にも

・服装の見直し(より涼しい服装)

・こまめな休憩

・水分、塩分補給の推進

など、各企業ごとに取り組んでいます。

最も難しいのは屋外の対策ですが、こちらも

・冷房室、ミストシャワーの設置

・作業時間の短縮

といった施策が取られますが、そもそもが当人の体調次第のところもあるため、管理者が従業員のことを観察し、「調子が悪そうなら、休ませる」ことが最も重要です。

これらの職場での熱中症対策については、厚生労働省のHPでご覧いただけます。

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このような対策は従業員だけでなく、企業を守る上でも重要ですが、それでも事故が起こってしまうことがあります。

そのような時に役に立つのが「使用者賠償責任保険」です。

この保険は、

・従業員が職務中の事故で怪我、死亡

・セクハラ、パワハラなどの被害

で会社や経営者を訴えた場合の賠償リスクを補償するものです。

多くの経営者は「従業員の幸せのため」にがんばっていますが、それでも多くの人を雇用していれば、思わぬ行き違いにより、金銭以外では解決できないトラブルも起こり得ます。

実務面だけでなく、保険も活用することで、より堅牢に会社を守ることになるのです。

 

 

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9月 6th, 2017 by