法人保険はまず3つの商品を比較しましょう!!


※法人向け全額損金商品は2019年4月以降に商品や税制が大きく見直されることが予
定されています。本記事は2015年1月当時の事情を述べたもので、現在の状況を説
明したものではありません。最新の動向は各保険会社にお問い合わせ下さい。

 

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弊社は主に法人保険をメインに取り扱っています。
色々なお客様のお話を伺うと、決算対策や退職金積立などで初めて法人保険を検討される方は「何度も聞いても良く分からない。。。。」という感想を持つ方が多いようです。



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個人で加入する保険は「いくら支払って、いくら戻ってくる」もしくは「一切お金は貯まらないけど、これだけの保障がある」など、シンプルで分かりやすいですが、法人保険はなかなか難しいです。

その理由は「税金」が関係するからだと思います。

日本の場合、法人で加入した保険の保険料が損金として扱われます。商品によって保険料全額のものもあれば、半分のものもありますが、これは世界的に見ても大変珍しいことです。また「損金で落としているのに、貯蓄が出来る」という商品がほとんで、これも話をややこしくしています。

・何故か保険料が損金(全額 or 1/2)で落ちる
・損金で落ちるのに何故かお金が貯まる

日本の法人保険の独自の特徴と言えるかもしれません。たまに外国の経営者にお会いすることがありますが、このような日本の特徴をお話すると

「何で?????」

と頭が混乱されるようです。

とは言え、こればかりは「ルール」なので、あれこれ言っても仕方ありません。
また、しっかりと検討した上で導入すれば、税金を抑えつつ、保障もあり、会社の将来のための貯蓄にもなるわけですから、メリットは大きいです。そのため多くの企業で採用されているのだと思います。

これから法人保険を検討される方は、あまり複雑にこねくりまわしたプランより、まずは「王道」とも言える3つの商品を検討した方が良いでしょう。



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まずこの3つの商品が基本になります。

・全額損金の定期保険(全額損金)

・長期平準定期保険(1/2損金)

・逓増定期保険(1/2損金)

それぞれの特徴についてご説明しますと、全額損金の定期保険はその名通り、「保険料の全額」が損金で処理できます。また将来的に解約すると、支払った保険料総額の70%から90%程度が戻ってきます(加入してからの年数や年齢によって変わります。90%の返戻率は30歳くらいまでの方が加入する必要があります。)

「加入している間保険が効いているし、将来的には8割、9割の保険料が戻ってくる!!これはお得だ!!」

と感じる方がいれば、

「支払った保険料の1割、2割は減るんだ。。。。」

と思う方もいます。

こればかりは個人の感想ですから、何とも言えませんが、保険料を損金に計上して利益を圧縮し、将来のための貯めるためには良い商品と言えます。



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 ・保険料の全額を損金に計上できる
 ・それにより利益を圧縮できる
 ・保険が効いている
 ・将来的に保険料の70%から90%程度が戻ってくる(加入年齢、経過年数による)

次に長期平準定期保険です。これはほとんど全ての保険会社から販売されている王道中の王道商品と言えます。

100歳までの保険で、保険料の1/2が損金として計上できます。全額損金に比べて半分ですから、なんとなく損をした気がしますが、こちらの商品は「返戻率が高い」というのが特徴です。

加入する年齢にもよりますが、40歳代までであれば90%後半までは返戻率が上がります。(しつこいですが、加入年齢、経過年数によります。)

全額損金に比べ、半分しか損金にならないというデメリットがありますが、支払った保険料が将来無駄なく戻ってくるというがメリットです。また、この返戻率が長い間高い状態を維持しますので、いつでもお金が必要なときに解約出来るというのも非常に使い勝手が良いと言えます。



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 ・保険料の1/2を損金に計上できる
 ・それにより利益を圧縮できる
 ・保険が効いている
 ・将来的に支払った保険料の90%以上が戻ってくる(加入年齢、経過年数による)
 ・返戻率が高い時期が長く続く

全額損金の定期保険と比較すると、損金性では全額損金、将来の返戻率では長期平準定期に軍配が上がります。どちらが良いか?こればかりは経営者の好みとしか言いようがありません。

そして最後に逓増定期です。

逓増定期もかなり多くの企業で導入されている保険だと思います。
こちらも保険料の1/2が損金として計上できます。また長期平準定期と同様、返戻率が高く50歳くらいまでの方なら100%近くになる商品もあります。逆に若い30歳代の方なら100%を超えるので、単純な貯金としても魅力的です。
そして、長期平準定期よりも早いタイミングで100%近辺まで上がります。このタイミングを3年、5年、7年、9年、10年など、ご自身で調整できる商品(加入時)もありますから、初めて設計書を見る方は「へー、こんな商品があるんだね。。。。」と度肝を抜かれるようです。

ここまでご説明すると、「長期平準定期より良いじゃないですか?」と思いますが、逓増定期には大きなデメリットがあります。

それは「返戻率が高い期間が短い」ということです。返戻率は早いタイミングでグッグッと上がりますが、それが長続きしません。その後はだんだん返戻率が下がっていきます。その「返戻率が高い」期間中に解約をしないといけない、という商品です。




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 ・保険料の1/2を損金に計上できる
 ・それにより利益を圧縮できる
 ・保険が効いている
 ・将来的に支払った保険料のほぼ100%が戻ってくる(加入年齢、経過年数による)
 ・返戻率が高い時期が短い。。。。

長期平準定期保険が少しづつ返戻率を上げて、高い状態を長い間(多くの場合20年程度)キープするのに対し、逓増定期は一気に上がって一気に下がります。(3年か10年程度)どちらが良いか?これも経営者の好みの問題だと思います。

それらをグラフにすると、以下のようになります。(あくまで概要を説明した資料です。)

全損

長期定期 逓増

法人保険を検討される場合には、まずはこの3つを比較検討すると良いでしょう。
みかづきナビではお客様のご年齢と性別の情報だけで、すぐにこれらの3つの法人保険を比較した資料をメールでお送り致します。

また、プランをご覧頂いたのちに、詳細のコンサルティングを行うことも可能です。
ご検討中の方は是非、お電話、メール、フォームからご連絡お待ちしております。

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1月 21st, 2015 by