不動産は買った方が良い?


みかづきナビです。

今回は不動産の話です。

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この仕事をしていると

「家は買った方が良いの?」

というご質問を頂きます。

基本的には個人の考え方によります。

またファイナンシャルプランナーの中にも、家を負債と考えるか資産と考えるか意見が分かれるところです。

雑誌などでも「買う、借りる、どちらがお得?」みたいな特集してますよね。

結論としては、トータルコストで見るとどっちもどっち。だけど「買う派」は最終的には物件が手元に残るから、その分だけ良い。みたいなことを多いようです。

こればかりは結論はありません。

みかづきナビでは「保険の観点」で言えば「家は資産」と定義しています。

「私は賃貸派」だとはっきりおっしゃる方以外は、自宅購入を検討した方が良いですよ。とお話ししてます。#もちろんプランナーによって多少のスタンスの違いはありますが。。。。

理由は主に3つです。



理由その1 団信 ダンシン

家を買うと「団体信用生命保険」通称ダンシンと呼ばれるものに入ります。

例えばお父さんに万が一のことがあった場合にはこの団信が残りのローンを全てなくしてくれます。

これは生命保険の観点で言うととても安心です。

また最近では「三大疾病になったらローンがなくなる」という特約(オプション)がある団信もございます。

まず、この点から見て「家は保険の一部」とも言えます。



理由その2 老後の住居

現代では様々なリタイア後のプランがあります。

田舎暮らし、海外暮らし、高級老人ホーム、などです。

選択肢が多いことは良いことですが、それでも大半の方は「住み慣れた家に住み続ける」のではないでしょうか?

どんなに古くてボロくなっていても、家があるのと、ないのでは大違いです。

そのような観点でも「なんにせよ家が残っている」というのは安心です。

また、60歳を過ぎると住宅の賃貸契約も楽ではありません。

大家さんからすればご高齢の方は「今後、収入が少なくなる」と容易に想像出来ますし、孤独死や痴呆などトラブルの可能性もある。貸し手からすれば「出来れば若い人の方が良い」と思うのも仕方ないかもしれません。

まずは

「住むところは確保しておきましょう。」

ということです。



そして、最後。理由その3です。

不動産はインフレに強い。ということです。

これは特に説明する必要はないと思います。

不動産は経済の成長、つまりインフレに対応する資産の筆頭です。

現金を持っていても、インフレが進めば価値は目減ります。

50年前の1万円は大金ですが、50年後の1万円はどうでしょうか?

100年経ては貨幣価値が変わるのに対し、不動産の価値は常に「買いたい価格」が維持されます。

この点でも資産のうちの何分の一かは不動産として持つことが理想です。

以上3つの点から、みかづきナビでは

「出来るなら買いましょう」

とお勧めしています。

次回は物件選びについてお話し致します。



 

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2月 23rd, 2014 by