何故こどもはウンコが好きなのか?


汚い話で恐縮だが、最近、4歳になる娘が

・ウンコ

・オナラ

・鼻くそ

を連呼している。

この3つは古来より

「子供を虜にする魔法の言葉」

と言えよう。

なお、男の子の場合、ここに「チンコ」が入ってくることは言うまでもない。

何が面白いのか分からないが、とにかく日々この言葉を連呼して大喜びしている。

母親からすれば、

「はしたない!!」

「やめないさい!!」

と怒るばかりだが、父はそのノリが意外と嫌いではない。

「〇〇のウンコ!!」

「ウンコ〇〇!!」

と、手当たり次第に思い付いた言葉の語尾か頭に「ウンコ」をつけて叫んでいれば、それを聞いた娘は狂ったように笑い転げ、とても簡単に笑いが取れるので気分が良い。

子供との共通の話題としての「ウンコ」は意外にコミュニケーションツールとして重宝するのである。

しかし、ここで素朴な疑問が湧く。

何故、子供はこんなにもウンコが好きなのか?

気になったのでちょっと調べてみた。

世の中には私と同じ疑問を持った人が多いようで、neverまとめをはじめ、色々なサイトがあった。私が言うのも何だが暇な人もいるものである。

なお、ネットに散らばる様々な説をまとめると、以下の3つに大別される。



1 フロイト説(このおっさんがフロイト)

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精神分析学者のフロイトによると生後18ヶ月から4歳までは「肛門期」という段階で、排泄により「何かを生み出す」ことに快感を得るらしい。

ちなみに肛門期の前には「口唇期」というものがあるそうだ。

この時期はおっぱいを飲むことが最重要課題なので、身体の中でも「口唇」が重要な機関となり、口や唇への刺激が快感と連結する、とのこと。

口の次は肛門。

偉い先生の考えることはイマイチ分からないが、こんなことを真面目に論ずるフロイトという人もかなりの変人だろう。

はっきり言って、

「なるほど!!」

と思えるポイントは皆無だが、一応は有力な説らしい。



2 親が喜ぶ説

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子育てと介護。それはウンコ、オシッコとの戦いである。 

by うちの母

言ってみれば「介護状態」の赤ん坊の時期を脱し、自分でトイレに行ってくれるということは大きな進歩、そして親からしても負担が減るので大変助かる。

そのため

「自分でウンコできたねぇ!!」

「オシッコできた!!凄いね!!」

と褒め称える。

それを聞いた子供は

ウンコ=親が喜ぶ

という発想になるらしい。フロイトよりはよっぽど同感できる気がするが、それにしては、どこの子供もしつこい。

本当に親が喜ぶ、と思っているなら、何回か怒られれば止めるはずではないか?

それを補うのが次説である。



3 親が嫌がる説

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先ほどとは真逆で、親が「止めなさい!!」と怒る反応が面白くて言っているという説である。

どちらかと言うと3歳後半から4歳にかけて知能も長けてきてからの反応らしい。

うちの娘などは恐らくこのタイプだろう。

妻に

「こら!!汚い言葉はダメでしょう!!」

と怒られと逆に

「ウンコ、鼻くそ、おならブー」

と連呼している。

まさにクレヨンしんちゃん。

sinntyann

 

基本的に人を怒らせるのは楽しい。

特に子供の頃は自分の発言で親がムキになっている姿がイタズラ心を刺激するのである。

しかも、この程度のことで本気で怒る親はいないから、ちょうど良い按配なのだろう。



と、そんなことを思っていたが、風向きが変わった。

ある朝、娘に

「おはよう!!ウンコ!!」

と一発かましてやり、当然、早朝から笑い転げるかと思いきや、

「そういう言葉はダメだってママが言ってたでしょう!!」

と怒られた。。。。

この1年間のウンコブームは何だったのか。。。

やはり女は気難しい生物だ。

しかし、父にはまだ切り札がある。

まだモノを言わない0歳の長男が。

あと2年もすれば、こいつもウンコ、チンコ連発だろう。

その日が来ることを心待ちにしている父もまた、未だウンコネタから脱却できない子供だと言うことなのだろうか?

あまりにくくだらない本日のコラム。


 

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4月 21st, 2017 by