保険の組み合わせ


みかづきナビです。

あなたはどこの保険会社に入っていますか?

「なになに生命」です。

と1社のみをお答えになる方は少数派ではないでしょうか?

10年くらい前は一家そろって一つの保険会社に加入している。そのようなご家庭が多かったかもしれませんが、現在は保険ショップなどの代理店の増加により、

「自分にあった商品を複数社の保険会社から組み合わせて加入する」

ということが当たり前になっています。

ではどのように組み合わせれば良いのでしょうか?

あくまで参考例ですが、みかづきナビがお勧めしているのは、それぞれの場面ごとに検討する、という手法です。

・まずは、亡くなった時の保険

・そして、入院した時の保険

・最後に、お金を貯めるための保険(学資、年金など)

この3つに分けて考える方法がもっとも効率的です。



まず亡くなった時の保険は、

「掛け捨て(定期保険、収入保障保険など)」

「保険と同時に貯蓄も出来る保険(終身保険)」

の2つに大別できます。

そして、この2種類の保険に関して、あたえられる選択肢は3つです。

1 保険は保険と割り切って、安い掛け捨ての定期保険にする

2 掛け捨てはなんとなく嫌なので、お金が貯まる終身保険にする

3 掛け捨ての定期保険とお金が貯まる終身保険を一部づつ組み合わせる

お金が貯まる終身保険は人気がありますが、保険料のわりに保証が小さい、という特徴があります。30歳男性 万が一の時に1,000万円の保険で毎月2万円くらいでしょう。

独身であれば良いかもしれませんが、お子様がいらっしゃるご家庭では1,000万円ではたりません。かと言って終身保険で3,000万円分加入するとなると保険料は毎月6万円にもなってしまいます。

これはあまり現実的なプランとは言えません。

したがって2番を選ぶ方はほとんどおらず、実際は1番か3番です。



ここで一つ質問です。

掛け捨てにいくらまでなら抵抗がありませんか?

ということをご自身に聞いて下さい。

「月に3000円くらいなら」という方もいれば「月1万円くらいなら仕方ないかなと思ってます。」という方もいます。

この感覚を大事にして下さい。これは年収が高い低い、貯蓄が沢山あるない、ということとはあまり関係がありません。

あくまで個人の価値観なのです。

ですから、この「掛け捨てでいくらまでなら支払える」というラインを大きく超えたプランはそもそも検討する価値がありません。

そして、その予算の中で一番大きい保障が得られる保険を見つけて下さい。

みかづきナビでは保険料のわりに保証が大きくとれる収入保障保険をおすすめしています。見積もりが必要でしたら、お電話かチャットでご連絡頂ければすぐにお調べ致します。概要は下記のサイトをご覧ください。

収入保障保険の説明ページ

ここでもし「この保険料でこの内容なら安心です。」と思えるようなプランなら、亡くなった時の保険の検討はひとまず終了です。

「うーん、これだとちょっと保障が少ないような気がするな」

と思う方は、掛け捨てにプラスして終身保険を検討しましょう。

終身保険の保険料の目安はこちらをご覧ください。

1,000万円の目安

3,000万円の目安

5,000万円の目安

亡くなった時の保険に関する保険料は全体の保険料のうち50%から70%程度と大きな部分を占めます。

まず、ここを固めるのが大事です。



次に入院した時の保険です。

医療保険の比較はまず「入院1日あたりいくらにするか?」ということを決めて下さい。

1日10,000円が理想ですが、高額療養費制度(一定以上の医療は後でかえってくる国の制度)もあるので、1日5,000円でも良いかもしれません。

この条件をもとに複数社の見積もりを比較しましょう。

ここでポイントです。

医療保険の比較は余計な特約(オプション)を外して、主契約(入院1日あたりいくら受け取れるという部分)だけをまず比較する。

ということです。

これで3社程度に絞れるはずです。

あとはその3社の特約の内容、特約を含めたトータルの保険料を比べてご自身の合った会社を選択されると良いと思います。

余談ですが、医療保険の比較はあまり細かいところばかりを比較するとどツボにはまります。何を検討しているのが良く分からなくなってしまうからです。

入院1日あたりいくらなのか?

ガンの時の保障

心筋梗塞、脳卒中などの重病時の保障

通院時の保障

先進医療についての保障

保険料

これらの項目をまとめて簡単な表を作り、重視するポイント(保険料なのか?ガンの時の保障なのか?)によって、ドライに決められた方がすんなりいきます。

亡くなった時の保険と入院した時の保険について大枠が固まりました。これでおおよその毎月の保険料の予算が見えてきているはずです。



最後に「お金を貯めるための保険」です。

これは別段急ぐ必要はありませんが、出来るなら毎月5,000円でも1万円でもやるべきです。長い間の蓄積というのはバカになりません。また貯蓄出来る保険は将来の自分への仕送り、もしくはプレゼントのようなものですから、始めるなら早い方が良いでしょう。

色々な商品が販売されていますが、基本的には2つの軸を持つことをお勧め致します。

それは「期間」と「リスク」です。

「期間」については、「どれくらいの時間をかけて貯蓄をするのか?」ということです。「ゴールをどこに設定するか?」とも言い換えられます。

学資目的であれば、お子様が18歳になる時がゴールです。老後であれば65歳くらいでしょうか。特に目的はないけど銀行預金よりメリットがあるのであれば、という方もいらっしゃると思います。

期限が決まっているのか?特に期限はないのか?という点ははっきりさせましょう。

そして「リスクをどの程度とれるのか?」これも大事なポイントです。

保険商品の場合、何年後に何%になっている、というのが決まっているものが大半です。将来のリターンが不確定な株や投資信託などと異なる生命保険の大きなメリットの一つです。



現在、各社から販売されている商品は大きく3つに分けることが出来ます。

・標準的な終身保険や養老保険(リスク 低 リターン 低)

加入後2,3年後から支払った総額の80%から90%程度は戻ってくる。100%になるまでには20年から30年程度必要。そこから徐々に返戻金が増える。支払った保険料が増えるまで相当時間がかかるので、「貯蓄」としてはあまり魅力的ではないが、保障があるため「保険に入れて、かつ貯蓄も出来る」という意味では良い。いつ解約しても80%以上は戻ってきて、長くかければ元本分以上に増えることが保障されているのでリスクは低い。

・低解約型(リスク 中 リターン 中)

契約して数年間(10年から30年、会社によって異なる)は解約した時の返戻金がかなり低く抑えらえている。この期間中に解約をするとデメリットしかない。その反面、この期間を過ぎると一気に返戻金が増える。商品によっては保険料総額の100%を大幅に超えるため貯蓄としても魅力である。この場合のリスクは「時間」。

・外貨型(リスク 高 リターン 高)

USドルやオーストラリアドルなどの外貨での保険。運用を海外の国債で行うため、とても返戻率が良いのが特徴。支払い時、解約時、死亡時に「その時の為替レート」が適用されるため、円高になると資産が目減りする。リスクは「為替の変動」。

他にも様々な商品がありますが、基本的には時間に関してのリスクを取るか、為替や株など、マーケットの動きに連動するリスクを取るか、ということです。

これらの商品はきわめて複雑なため、ネットでは細かい情報はほとんど公開されていません。プロにアドバイスに基づいてご検討されるた方が良いでしょう。

もちろんみかづきナビでも資産運用に強いプランナーがしっかりとしたアドバイスをさせて頂きます。

いかがでしたか?参考になりましたでしょうか?

もし何かご不明な点がございましたら、いつでもお電話、チャットでご相談をお待ちしております。



 

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5月 21st, 2014 by