保険の自殺免責


みかづきナビです。

生命保険は受け取れないケースが主に3つあります。ご存知でしょうか?

1 加入する時に嘘をついた場合(持病を隠す、ガンであることを隠す)

2 保険金殺人(受取人、もしくはその共謀者による殺害)

3 加入してから2年もしくは3年以内の自殺(会社による)

我々も長い間この業界にいますが、1や2というのは噂で聞くことはあっても、自分の経験としてはありません。しかし3の「加入してから2年もしくは3年以内の自殺」というのは、プランナーのうち何名かが過去に経験しています。(みかづきの前の会社での経験も含む)

日本国内の20歳から39歳までの死亡原因の1位は自殺です。

必然的に我々が経験したケースも若い方が多いです。

自殺の原因は人それぞれですし、理解も非難もする立場にありませんが、やっぱり病気が原因でお亡くなりになったケースに比べると心中複雑というのが本音です。

いつだってお客様がお亡くなりになると本当に悲しいです。



でも自殺ってやっぱり、ちょっと違うんですよね。

周りのご家族やご友人の心に深い傷を残します。

もちろん病気が原因でも事故が原因でも、ご家族の心に大きな悲しみが残ります。でも

「人間いつかは亡くなる。仕方ない。」

って思える日が来ます。この「仕方ない」ってすごい大事だと思うんです。

仕事やスポーツなんかでは「仕方ない、なんて言い訳だ」って言いますけど、人生の大きな困難に当たった時、人間の力ではどうしょもない大嵐のような不幸の時「仕方ない」って救いだと思います。

なんだか宗教的な話になってきましが。。。。

自殺の場合、この「仕方ない」という心境になれない、とご家族は言います。

なんで気づいてやれなかったのか。。。。

何か出来ることがあったのではないか?

自分が追いつめたのではないか?

って、ずっと思ってしまう。病気で亡くなった時は病気や運命を恨めますけど、自殺って周りの人たちが自分を恨んじゃうんですよ。

とは言え、一番苦しかったのは自分で命を終わらせるしかなかったご本人なんでしょう。

我々はご契約頂いてから2年(3年)以降の自殺で保険金をお支払いしたことも、免責期間内でお支払い出来なかったこともあります。

2年もしくは3年以内、というのはルールですし、ご加入頂く時に説明していますから、これもまた「仕方ない」のですが、やはりご家族にお伝えするのは苦痛です。

怒ってくれるほうがまだ良いのですが、怒った方はいません。不思議といないんです。

「息子が、娘が、夫が、妻が、父が、母が、ご迷惑おかけして申し訳ない」

そうおっしゃられるご家族の気持ちを想像できるでしょうか?



もし、保険 自殺 なんていうキーワードでこのブログを読んでいる方がいたら、まず深呼吸です。2年か3年以内は保険金出ませんから、まずは今回は諦めて下さい。

死ぬくらいなら、嫌なことから逃げましょう。別にお金がなくても、誰かにバカにされても、負け組でもいいじゃないですか。金持ってたって、偉くたって勝ち負けなんて言ってる段階で、だいたい負けてるんです。金とか地位とか、そんな下らない土俵からはそろそろ降りましょうよ。

保険屋なんて、世の中からすればカス扱いです。ゴミです。名刺出して嫌がられるっていう仕事も珍しいです。でも何とか生きてます。

どうせお互い100年後には死んでるんです。それまでダラダラ生きましょう。やる気がなければやらなきゃ良い。やる気になるまで待てば良いんです。

何だか何を書いているのか分からなくなりましたので、この辺で。



 

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6月 30th, 2014 by