賢い保険の見直し 1 まずはこれを!!


みかづきナビです。

今回は保険の見直しについてのお話です。

みかづきナビでも、保険の見直しの特集サイトを開設していますので、もっとも多い相談内容です。

きっかけとしては

・結婚した

・お子さんが産まれた

・転職した/起業した(収入が変わった)

・更新のお知らせがきた(更新により保険料が上がる)

といったところでしょうか。

ただ、ほとんどのお客様に共通するのは

「現在加入中のご自身の保険の内容が分かっていない」

ということです。



ですが、これは仕方ないかもしれません。

保険証券を見ても、「大切なお知らせ」のような契約の概要を説明した書類を見ても、知識のない方は良く分からないと思います。

「分かりにくいものを分かりやすく」する努力を怠ってきた生保業界の責任ですね。

自分では分からないのでプロに解説してもらうのが一番てっとり早いのですが、相談する相手によっては「いいようにやられてしまう」可能性もあります。

よくあるのが、「条件の良かった保険」を「条件の悪い保険」に変えられてしまう。というものです。

信じられないかもしれませんが、保険の証券を分析していると良くある話です。

20年前に契約したとても良い条件の保険が、何故か5年前に条件の悪い保険に組み替えられている。お客様は組み替えたことさえ知らない。

「うーん、なんかこっちの方が良い、って言われてサインしたような、してないような。。。」

という状況です。

自分たちで言うのもなんすが、この業界の人間は口八丁手八丁です。

とにかく口が上手いので、聞いているうちに「なんとなくそうかも。。。」「なんか良い気がしてきた。。。。」ということがよくあります。

余談ですが、私くらいの専門家でも生保の担当者から新商品の説明を聞くと

「おお!!なんか良いね!!」

とその瞬間は思うんですが、後になると「別に大した商品じゃないな。。。。」と冷静になってしまうことがよくあります。

それくらい「人の話には影響を受けてしまう」ということなんですね。

ですから、

「自分の立場にたって冷静なアドバイスをくれる人に相談する」

ということが大事ですが、とは言え、相談する自分が全く分からないというのも不安です。

そのためにも、ある程度はご自身で分析しておいた方が良いかと思います。



まず、保険証券や保険会社から送られてくる資料を見て、下記の項目だけでも抑えると良いでしょう。

注:年に一回送られてくる「契約内容のお知らせ」的なものが一番分かりやすいかもしれません。逆に保険証券は専門用語のオンパレードですからプロに見てもらわないとちょっと厳しいです。

・死亡時にいくら受け取れるのか?

・それはいつまでなのか? (保険証券に「10年」とか「60歳」とか書いてあれば、それが期限です。それを過ぎると一切受取れません。)

・入院した時にいくら受け取れるのか?

・入院した理由(ガン、成人病、怪我、それ以外の病気)によって、入院した時の一日あたり受取れる金額は変わるのか?

・それはいつまでなのか?

これらの項目は紙に書きだすと良いです。

その上で、次に保険料です。

・現在の保険料

・将来の保険料(保険料はずっと一緒なのか?それとも上がるのか?上がるなら、「いつ」、「いくらになるのか?」)

このくらいのポイントは最低限おさえて、実際の相談にのぞむと良いでしょう。

次回は「相談する時のポイント」について解説してまいります。

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2月 1st, 2014 by