保険見直しの注意点


みかづきナビです。

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本日は保険の見直しにおける注意点です。

保険の見直しの主な理由は

・結婚や出産など、ライフステージの変化

・保険料を安くしたい

という2つの理由が第一位、第二位です。

保険の見直しはやった方が良いと思いますが、いくつか注意点があります。



図3

「見直し」と言うと、すぐに全部解約して新しい商品にする。とイメージしている方も多いですが、基本的に「終身保険や養老保険」などの貯蓄性のある保険は解約しない方が良いです。

ちょっと話がそれますが、保険には「予定利率」というものがあります。

これは保険料の決定や、将来お返しするお金の計算など色々なことに影響してくる数字なのですが、現在は1.0%が主流です。

しかし、これは一昔前までは1.5%。その前は3.0%なんていう時代もありました。

この数字が高ければ高いほど保険料は安くなり、将来解約した時に受け取れる金額も多くなります。

予定利率

高い(保険料安い 将来の解約時良い) > 低い(保険料高い 将来の解約時悪い)

となります。

そのため、一般的には昔に入った保険の方が予定利率が高く、良い保険であることが多いのです。これは終身保険や養老保険などの「貯蓄が出来る保険」に顕著です。

では、掛け捨ての定期保険や医療保険はどうでしょうか?

これも原理から言えば同じことが言えそうですが、こちらの保険に関しては

「切り替えた方が安くなり保障内容も良くなる」

というケースが多いんです。

理由は、まず保険会社が熾烈な競争をしており(特にネット生保が出てきてから)、新商品の方が過去の商品より安い、という現象がおこっている。ということです。

注:全員に当てはまるわけではありません。ご年齢や商品にもよります。

ですから、

終身保険や養老保険の見直し(解約)は慎重に

掛け捨ての定期や医療保険の切り替えはメリットがあれば大胆に

というのが一つのセオリーです。



図4

保険を見直す時に毎月の保険料にはシビアになりますが、総額を考えていらっしゃる方は少ないように思います。

例えば

・現在の保険 3000円 60歳まで

・新しい保険 2500円 終身払い

という二つで言うと、毎月の保険料は安くなりますが、支払期間は長くなります。(終身払いは生きている間ずっと支払が続きます。60歳以降も続きます。)

毎月の保険料も大事ですが、「総額いくら支払うのか?」という指標も検討の材料とした方が良いでしょう。



図5

保険には「保険料がずっと変わらないもの」と「保険料が更新されるもの」の2タイプがあります。

一般的には保険料が変わらないものより更新型の方が保険料は安いです。

更新型が悪い、というわけでもないのですが、将来的に保険料がどのくらいになるのか分からないというのは不安です。

商品によっては更新型しかないものもありますが、出来れば保険料が変わらないものを選んだ方が良いでしょう。



図6

保険というのは不思議な商品で、100人いると100通りの考え方があります。

保険の見直しをする方は、我々のようなプロだけでなくお身内の方や友人などに相談をされますが、これも皆さん言うことがバラバラです。

そんな時に自分のビジョンがしっかりしていないと変に「影響され過ぎて」しまいます。

色々な人の意見を聞くのは良いのですが、その中で自分が「自分の保険はこうしたい」というお考えを固めていきましょう。

当たり前のことですが、一番意見を聞かないといけないのは奥様ですね。

バランスが難しいですが、あまり自分の考えに固執せず、人の意見に影響され過ぎず、というところです。

最後のポイント4はやや心理的な話になってしまいましたが、意外と一番重要です。

保険の見直し、もしご興味ございましたらみかづきナビにご連絡下さい。

チャット、メール、お電話で丁寧にご相談に乗らせて頂きます。

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3月 19th, 2014 by