入院と入院の間隔って何日なの?


みかづきナビです。

かなりマニアックな話題ですが、今日は医療保険において「入院」と「再入院」について解説致します。

まず何らかしらの病気で入院すると、1日あたりいくら、という形でお金を受取れます。これを「入院給付金」と言います。

同じく手術を行った場合は「手術給付金」と言います。

例えば、ある病気で30日間入院したとします。しかし不幸にも病気が再発して、再度入院してしまった。こんな場合を想定して下さい。

1回目の入院では、手術給付金が受け取れます。

最近の医療保険であればたいていは初日からおりますので、30日分全て受け取れます。しかし、ちょっと前の保険ですと「待ち期間」というものが設定されている場合があります。

これは「入院5日目から」というように、入院しても初めの4日分は受け取れません。

良い悪いと言うより、これは加入時の約束ごとですから仕方ありません。

そして、再入院の際ですが、キーワードは「180日」です。

一回目の入院と二回目の再入院の間が180日間以内なら、「連続した入院」と認定されます。逆に180日以上空いている場合は、「別の入院」となります。

なんとなく「連続した入院」と認定された方が良いような気がしますが、これはケースバイケースです。

例えば前述の入院5日目から、というような「待ち期間」がある場合は「連続した入院」となった方が良いです。再入院の初日から対象になりますから。

しかし、ここで気を付けないといけないのは「1入院あたりの限度日数」というものです。これはどの医療保険にもたいてい設定されています。



現在の主流は60日型と120日型です。短いと30日型なんていうのもあります。

例えば60日型の場合、初めの入院で30日を使っています。再入院も30日を超えた場合、60日を超えてしまうと支払対象になりません。

このようなケースに当てはまるのであれば、それぞれに60日間の期間がある「別の入院」とされた方が良いです。

もちろん、このことだけを考えて、本来入院しないといけない状態なのに「180日の間が空くまで入院しない」なんていうことはありえないでしょうが、「あと数日で180日」ということでしたらお医者さんと相談しても良いかもしれません。

なお、この180日はほとんど保険会社に適用されていますが、違う会社もあります。詳細はご自身が加入されている保険会社に問い合わせてみて下さい。

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4月 7th, 2014 by