創業間もない会社の保険は短期で十分

みかづきナビです。

創業間もない会社で、「自分に万が一があったら大変。どうすれば良い？」という若い経営者からご連絡を頂くことがあります。

私自身も経験してきたことですが、自分で会社を興して運営していく、というのはやっぱり大変なことです。

また創業すると、自分と家族の生活だけでなく、社員、外注先など、自分に関わる人たちの生活もずっしりと肩にかかってきます。この重みはやった人にしか分かりません。

ふと寝る前にベットに入った時などに

「俺が死んだら(倒れたら)どうなるんだ。。。。」

と思うことも1度や2度ではありません。

特に創業間もない経営者であれば、他にも色々な悩みがある中で、自分に万が一があったことまで考えなくていけないのです。

創業間もない頃の保険のポイント

そんな時、私は

　　・借入金＋年間の売上と同程度の保障

　　・固定費を増やさないように、なるべく安い掛け捨ての保険

この2つをお薦めしています。

創業間もない会社の場合、経営者が亡くなれば99%会社は潰れます。

私の経験上、その時に周りに迷惑をかけない金額が借入金＋売上です。もちろんこれはただの目安ですから、おやりになっているご商売や自己資本によっても変わってきます。

また保険料については、はじめは出来るだけ安いものに入るべきです。

創業間もない頃の最大の敵は「固定費の増大」です。当初予定していた固定費といえば家賃と交通費と通信費くらいでも、いざ会社を始めてみると、何やかんやとお金がかかります。

またスタッフを雇い始めると、スタッフは経営者と同じコスト意識では動いてくれません。スタッフの無駄な出費にイライラした経験をされた方は多いのではないでしょうか？

私も創業間もない頃は些細なことに腹を立てる自分が、とてもせこく感じられて悲しくなったこともあります。。。。

口に出すか出さないかは別にして、それくらい「固定費」というものについて意識しているのが経営者の本音だと思います。

ですから保険も当初はなるべく安く、かつ大きい保障を取れるものをお勧めしています。

商品としては保障期間10年の掛け捨ての定期保険が良いと思っています。加入してから10年間は万が一の時を保障してくれますが、貯蓄性は一切ない、という保険です。

ちなみに弊社で扱っている保険で最も安いものは35歳男性で万が一の時に1億円の保証で毎月11,800円です。(10年定期、非喫煙、健康体、ゴールド免許保有の場合)

高いと感じるか、安いと感じるかは人それぞれですが、いざという時に大きい保障が用意されていることは、悩みの多い経営者の不安を一つでも消してくれると思います。

経営者が加入する代表的な保険

少々話が変わりますが、経営者が加入する保険商品のナンバー1はどんなものがご存知でしょうか？それは長期平準定期という商品です。

会社によって呼び方は変わりますが、経営者が加入している代表的な商品です。

特徴としては

　　・100歳までの長期保障

　　・保険料の1/2が資産計上、1/2が損金計上

　　・貯蓄性があり、65歳前後で解約すれば支払った保険料の95%以上が帰ってくる(30代の場合)

というものです。

保障が長く、保険料の半分が損金処理できること、貯蓄性が高いことで人気の商品です。経営者の保険と言えば、ほぼ90%以上がこの商品です。

但し保険料は高く、先ほどの例と同じく35歳男性で1億円の保障の場合、毎月16万円。年間200万円程度が必要です。

10年定期の保険料12,800円に比べると10倍以上の差があります。

創業間もない頃からこの保険料を負担できるなら問題ありませんが、実際は難しいと思います。

そこで当初は10年定期保険で始めて、後々この長期平準定期に変更する、という手法があります。

それが変換権というものです。

変換権を使って商品を「変える」

変換権は全ての保険会社がお客様に提供しているサービスで、加入後数年(各会社の規定による)経過すれば、10年定期を延長して100歳までの長期平準定期に変更することが出来ます。

その分保険料は上がりますが、保険特有の医師による診察などは一切受ける必要はありません。書類上の申請だけで済みます。

たとえ保険に入れないような病気になっていたとしても、保険会社は拒否できません。

創業間もない頃は、安くて大きい保障を買い、経営が軌道に乗ってきたら、より貯蓄性の高い商品に変更する。という考え方です。

会社の成長に照らし合わせると、このようなイメージです。

このプランを我々は変換権プランと呼んでいます。

創業して1年目や2年目に10年定期でご加入頂いたお客様のビジネスが成功し、数年後に長期平準定期に変更して頂いた時はとても嬉しいものです。

同時にお客様が経営者としてグングン成長されていかれる姿を見ると、自分も頑張らないといけない、と思います。

みかづきナビは本気で創業社長を応援致します。是非ご連絡下さい。

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