医療保険の検討って難しい。。。。。その4


みかづきナビです。

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医療保険の検討について、その1からその4までお送りして参りました。

今回は最終回です。

主契約(メイン):どんな理由の入院でも受け取れる

特約(オプション):三大疾病やガン、女性疾患など、入院の原因によって受け取れる

について、解説してきましたが、ここまでご説明させて頂くと、ほとんどお客様がおっしゃるのは

「主契約で1日30,000円くらい出る保険に入っていれば特約いらないよね?」

ということです。

どんな病気でも「入院すれば1日3万」なのですから、軽い病気でもガンでも、これほど安心な保障はありません。

とは言え、このプランですと保険料が高くなります。30歳代の方でも1万円近くなると思います。しかも「掛け捨て」です。

なかなか現実的な選択とも思えません。

みかづきナビでもこのようなプランにご加入されていらっしゃるのは経営者や開業されているドクターなど、「入院=即収入減」というような方だけです。

そこで特約をつけて「こんな場面になったら大変だから、それに備えよう」ということになるのですが、将来どんな病気になるのか?残念ながらそれは誰にも分かりません。

このような場面になると、お客様の個人的な経験から

・ご親戚やご友人がガンで亡くなったが、その時にお金がとてもかかったと聞いている。ガン特約は充実したプランが良い

・叔父が脳梗塞になり、入院が長くなって大変だった。だから脳梗塞をフォローしている三大疾病はつけたい

・職場の同僚が女性疾病で入院した。私も心配だから女性疾病を付けておく

このような話になります。

これはこれで一つの検討方法ではありますが、論理的な判断とは言い難い面があります。

では、何を基準に考えれば良いのか?



図1

基本的には「この状況になったら本当にまずい」という状況だけに対処しておく方が良いと思います。

具体的には

・ガン

・脳に関わる病気

・保険がきかない治療法を選択する場合

の3つだと思います。

私の経験上でも、この3つ(特に脳の病気)は、「お金がかかる」という印象が強い病気です。

もちろんその他にも怖い病気、お金がかかる病気はたくさんありますが、全てを網羅しようとすると冒頭の「主契約(どんな病気で入院しても対象)で高額の日額の保険に入る」しか方法がありません。

特約はあくまで「特定の病気になった時」だけのものなので、言い方は悪いですがメジャーな病気しか対象としていません。

特約を上手に活用するのは、上記の病気に備える特約

・ガン特約

・三大疾病特約(ガン、心臓病、脳の病気)

・先進医療特約(保険がきかない高度先進医療を受けた場合)

をまず軸に考えた方が良いでしょう。

その上で、予算に余裕があるのであれば、通院や女性疾病、その他の特約について検討をされてはいかがでしょうか?

医療保険の検討について、全4回で色々と書いてきました。

私の主観が入っているものもありますが、ご参考になれば幸いです。

何かご質問等ございましたら、いつでもご連絡下さい。

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3月 13th, 2014 by