妻に先立たれた男性が絶対に言う言葉とは？

「あっという間。ホントにあっと言う間。「ちょっと具合悪いわ。。。」って言ってるから、じゃあ、寝なよ。って言ったんだけど、

バタって倒れて、あれ、おかしいな？って。おい！！おい！！って言っても全然応えない。急いで救急車呼んだんだけど、病院着いた時には心臓が止まってしまってね。

そのまま逝ってしまったよ」

享年63歳、心筋梗塞

「昼間に家にいて、自分でおかしいって思って救急車を呼んだみたいなんだけどね。

自宅に鍵がかかってたんだよ。救急の人たちも鍵を壊すわけにもいかないんだって。

管理人さんに開けてもらって入ったら倒れてて。もう手遅れでね。

意識不明。病院で3日間頑張ったんだけどダメだった。

僕が朝会社に行く時には何にも変わったことはなかったんだけど。無念だよ。悔しいよ。」

享年41歳、脳溢血

「見つかった時はもう末期でした。

リンパから転移していて。

特に余命宣告っていうようなことはなかったんだけど、お医者さんも

「ご家族でやりたいことをやって下さい」

って。ちょうど1年で亡くなりました。最後は穏やかでしたよ。

子供たちには可哀想だったけど、これも運命だから仕方ないよね。」

享年55歳　ガン



どのお話も男性には心をえぐられるような衝撃があります。

保険屋として普通の人よりは、人が亡くなった話を聞く機会が多いですが「奥様が亡くなった」という話は誰から聞いても切なく、そして我が身に置き換えて恐くなります。

「旅行に連れて行ってあげたかった」

「欲しがっていた〇〇を買ってあげれば」

皆さん色々な後悔を口にし、最後には必ず

「もっと優しくしておけば良かったよ」

と寂しくつぶやきます。

多くの男性は「自分が先に死ぬ」と決めてかかっていて、実際はそうなる確率の方が高いのですが、それだって絶対ではない。

自分の死に方を選べないように、パートナーの死に方も選べません。

ある日突然別れが来るかもしれない。

悲しいですがそれが事実です。

せめて今日だけは妻に優しくしよう。ケーキを買って帰ろう。そして感謝を口にしよう。

このようなお話を伺うといつもそう思います。



駅前のケーキ屋さん。妻が好きなフルーツタルト　一切れ　680円。

少々高いが今日だけは良い。意気揚々と帰宅し、箱を開ける。

「このケーキ好きでしょ？いつもありがとう」

妻の沈黙。そして。

「・・・・・・何か悪いことしたの？」

妻の視線が痛い。

しかも真横からもなにやら視線を感じる。

ムスメがもの凄い目でタルトを見ている。

「今、食事終ったばかりなのに、子供にケーキなんて見せないでよ！！食べたくなっちゃうでしょ！！」

慣れない事はするべきじゃない。。。。

しかし、それでも良い。やらないよりはやった方が良いのです。

ある日別れが突然来ることもある。

それは俺とて同じこと。明日、俺が死んじゃったら絶対後悔するぞ！！貴様！！

と心の中で絶叫し、父は1人で焼酎を飲むのであった。。。。。

皆さん。せめて今日くらいは奥様に優しくしましょう。

本日のコラムでした。



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