学資保険は投資効果だけを見るべき


みかづきナビの佐々木です。

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お子様がいるご家庭やこれからお子様が生まれるご夫婦は、子供達の成長に合わせて沢山のイベントが待っています。
子供が大きくなるにつれて様々な楽しい事が待っていると思います。
ただ、その成長と共に「学校」や「習い事」などの教育資金をどのように準備をしていくか?ということが一番の悩みの種だと思います。

一人当たりの教育資金(幼稚園から大学まで)は、すべて公立に通った場合、約1,000万円、すべて私立の場合には、約2,500万円かかると言われています。

銀行預金を活用した積立定期や定期預金している方や、投資信託を活用し資産運用をしている方など様々な様々な方法がありますが、皆さんが一度は検討されるのが「学資保険」です。



学資保険は、貯蓄と保障をセットにした商品です。

・中学、高校、大学の進学ごとに給付金が貰えるタイプ
・大学進学時にまとめて貰うタイプ

などそれぞれのご要望にあったプランを選択する事ができます。

図10

検討のポイントは、払込保険料に対していくら戻ってくるか?ということです。

例えば、契約者(父親)が35歳、お子様が0歳、保険料の払込期間は18年で比較すると

1.進学ごとに貰うタイプ
2.まとめてもらうタイプ

ともにトータルで受け取れる金額は250万円ですが、1の場合、年間保険料は、13.2万円で総払込保険料は、237.6万円になり、返戻率(満期保険金から払込保険料を割った率)は、約105%です。
2の場合、年間保険料は、12.7万円で総払込保険料は、228.6万円になり、返戻率は、約109%になります。

比較すると分かる通り、まとめてもらうほうが返戻率は良くなります。



そのほかにも、オプションとして
・払込免除特約特約・・・契約者(保険料負担者:父親や母親)が死亡した場合に保険料の支払が免除される特約です。保障はそのまま残りますので、決まった時期に給付金は全額もらう事ができます。

・育英年金特約・・・契約者が死亡した場合、決まった期間、教育資金として年金を受け取れる特約です。育英年金という名前ですが、契約者の死亡保障と同じ意味がありますので、他に死亡保険に加入している場合には必要ありません。

・医療保険特約・・・お子様が怪我や病気で入院、手術をした場合、入院給付金、手術給付金を受け取れる特約です。

これらの特約をつけると保険料が上がり元本割れの要因になります。
特約をつける事で保障は充実しますが、学資保険に入る本来の目的「教育資金を貯める」という事を考えると、元本割れでは、本末転倒になります。

また、学資保険という名前にとらわれてしまうと、より貯蓄性のある商品の検討する機会を逃してしまいます。両親の年齢によっては、学資保険に加入するより終身保険(低解約型)に加入した方がお子様の教育資金を貯める事ができる場合もあります。



学資を貯める。目的は非常に明快です。
特約に内容や宣伝文句に踊らされずに、純粋に「いくら支払って、いくら戻ってくるのか?」の返戻率のみを追及することをお勧め致します。

弊社では、学資保険の相談を受けた場合、商品を限定せずにお客様の年齢など条件のもと一番貯蓄できる商品をご提案しています。

ご興味がございましたら是非お問合せ下さい。
チャット、電話、メールでご相談をお待ちしております。

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7月 4th, 2015 by