46歳のおっさんが酔っ払って女子高生にキスを迫る。
そして泣きながら謝罪するロリコンおじさん。
そんな会見を見て「気持ち悪い」と思った方は多いだろう。私もその中の1人。
もちろん山口達也「メンバー」の話。
TOKIOには個人的には「日本一のイケメン」だと思う長瀬メンバーと、ほのぼのしているが筋を通す城島リーダーの2人を推す声が多い。(私の周りでは)
他にはいつの間にかオネエのようになってしまった松岡メンバー、ジャパネットたかたの回し者、国分メンバー。
そして、今回の山口メンバーだが、正直、山口メンバーが一番どうでも良い。
朝の情報番組ZIPを見ていても、何だか1人だけ妙なテンションで、今思えば酔っ払っていたのではないかと思う。
そして、TOKIO自体が体育会系の爽やかイメージなので、今回の女子高生との性的事件は大打撃だろう。
この際開き直って、山口メンバーをグデングデンに酔っ払わせて女子高に放つ。
その女子高には「隠れキャラ」として柔道、空手、レスリングなどの女子高生チャンピオンがいて、イタズラしようとする山口メンバーをボコボコにする。というのはいかがだろうか?
セーラー服を着たプロレスラーの蝶野さんが紛れ込んでいて、ガチでぶん殴られるのも良い。
是非、Amzonプライムか、amebaTVで企画して欲しいところだ。
さて、少々悪乗りが過ぎた。
本日は依存症の話。
会見でも「酒が原因で入院。退院した日に飲み過ぎて」と言っていたが、これは完全にアル中(アルコール依存症)だろう。
ご本人は依存症を否定していたが、自分で認めてしっかり治療しないと復帰どころの話ではない。
実は、この加藤。依存症にはちとうるさい。
アルコールではないが、ギャンブル依存症の友人、知人に迷惑をかけられていて、更にはその方々の動向を初期から末期まで見ているので、独自の考察を持っている。
なお、国内におけるアルコール依存症の潜在患者数は100万人なのに対し、ギャンブルのそれは320万人と「3倍以上」
よく言われていることだが、日本はギャンブル大国で、駅前にはパチンコと雀荘が立ち並び、その他にも競馬、競艇、競輪と「賭け事」には事欠かない。
また「保険」という仕事は色々な方のプライベートに立ち入る仕事なので、「依存症で苦しんだ」もしくは「依存症の親族に苦しめられた」というような話を聞くことも多いが、そのほとんどが「ギャンブル」である。
酒の話もないことはないが、酒の場合はだいたい体を壊す。
結果、猛省して酒を止めるなり、止められずに肝臓壊して死ぬなり、良くも悪くも「オチが早い」
また、周りから見てもアルコールは飲んでいることが匂いや態度で分かるので、「発覚が早い」
対してギャンブルはいつでもどこでも出来るし、体を壊すこともないので「オチが長い」&「発覚が遅い」ので、誠に困ったものである。
「迷惑をかけられた」昔の友人などは、自分の経営する会社の金まで賭けてしまって、結果、多額の負債を負った。今度はその負債を埋めようと詐欺を働き、今は刑務所に入っている。
「新事業の開発資金が足らない」
と泣きつかれて、私もいくらか都合したが、もちろん戻ってこず、結局はお馬さんに消えていたことを知ったのは逮捕された後のことだ。
親御さんがそれらの「数千万円」の負債を支払ったそうで、バカ息子のために本当に気の毒である。
これは極端な例だが、ここまでいかなくても隠れ借金が数百万発覚したり、親や奥さん、もしくはその実家などが返済した。という話は私の周りでも多数発生している。
で、そんな方々を見ていると奇妙なほど共通点がある。
ざっと羅列すると、
1 自分に甘い
2 根拠なく自分に自信を持っている(格好つけ)
3 すぐ泣く
4 ONとOFFのスイッチが自分でコントロールできない
5 末期になるにつれ、身なりが汚くなる
こんなところか。
身なり以外はまさに山口メンバーと共通している。(と、勝手に断言する。)
なお、この中で一番怖いのは4の「ONとOFFのスイッチ」だ。
このことをある精神科の先生に聞いてみたら、
「依存症は脳の病気。依存している対象にのめりこんでいる時にしか脳がONにならない」
とおっしゃっていた。
つまり、ギャンブルやお酒に逃げている時にドーパミンとかその他の興奮物質が
出過ぎてしまい
その反動でそれ以外の時には空気が抜けた人形のようになってしまう。
今も依存症で苦しんでいる知人の言葉を借りれば、日中は
「集中しよと思っても集中出来ない」
とのこと。
その方も仕事であり得ない凡ミスを繰り返しては、厳しい叱責を浴びていたが、本人も分かっているのだがどうしようもない。
「まるでギアの上らない自転車を必死で漕いでいるような感覚」
で、当人としても一生懸命なのだが、脳から体にキチンと指令が出せないのだろう。
聞いているだけでも怖い。
これは依存中の話だけではなく「後遺症」としても現れる。
依存状態から脱したとしても、容易には改善しない。
健康的な生活を続けて、1年、2年かけて治るものだし、その間も「フラッシュバック」と闘わないといけない。
フラッシュバックは覚せい剤が有名だが、実は酒やギャンブルでも頻繁に起こる現象で、何かのタイミングで自分の意志とは無関係に「酒飲みたい、賭け事したい」という衝動が沸き起こる。
そして、一度やってしまえば元の木阿弥で、またゼロスタート。
なお、依存度で言えば覚せい剤がダントツな気がするが、実は酒もギャンブルもそれを完全に断つのは、
「覚せい剤と同レベル」
に難しいとのこと。
むしろ覚せい剤と違ってどちらも身近にあるので、より難しいのかもしれない。
まさにその欲望と一生闘い続けないといけないのだから、本当に厄介である。
と、言うことで山口メンバーの復帰も簡単ではないし、飲んで自分の体を壊すだけなら勝手にすれば良いが、人に害を及ぼす飲み方をするのだから「依存症」を完全に克服するまでは世間に出してはいけない。
この加藤、依存症にはちとうるさい。そして娘もいるのでロリコンにも厳しい。
あんな色黒おっさんの号泣シーンなどは鼻で笑っている本日のコラムでした。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします