東出さんのような男性と結婚したのは事故か?自己責任か?


第三子妊娠中に不倫。

相手は未成年。

その関係が3年継続。

クズ男、東出。杏ちゃんかわいそう。

世間の主婦層を中心に、そんな声の大合唱である。

FPの仕事をしていると、職業柄、家庭内の色々なトラブルの話を聞くが、まあ、似たような話は多い。感覚的には年に1,2度は同じような、もしくはもっと酷い話を耳にする。



妻子ある男性が不倫をする時、

・ただ単に女好き

という「欲」を下地として、

・子供が出来て妻がかまってくれない

という精神的な「寂しさ、甘え」が重なり、犯行に及ぶことが多い。

東出さんなんかはこのタイプだろう。

このような人は妻がどんな素晴らしい人でも不倫を繰り返す、と言うかフリーラブがライフスタイルなのでどうにも防ぎようがない。

バレないようにやってくれるならまだしも、脇が甘いと言うか臭いので、不用意に浮気臭を振り撒き、容易に発覚。それが妻を悩ませる。

妻のことを「何をしても怒らない」第二の母親か何かと勘違いしているのだろう。

怖いのはこれらの性質が、結婚前には分からないことだ。

このような「ババ男」を引いてしまい、結婚後にその本性を知ることはある種の「事故」ともいえる。

世の中の「かわいそう」という反応も、「あんな男に引っかかって・・・」というニュアンスなのだろう。

しかし、本当に「事故」なのだろうか?

「自己責任」はどこにもないのか?



ちょっと違う話をしたい。

以前、「愛人、酒グセ、DV」と3拍子揃ったどうしようもないご主人を持つ奥様から、離婚後のライフプランについて相談された。(そのまま書くわけにはいかないで、詳細は変えている)

しかし、お子さんも小さく、実家からの援助も望めない、キャリア的にもフルタイムで働いて手取17~8万円が精一杯で、生活はかなり厳しいというシミュレーションが出た。

経済的には「まだ」今のご主人と一緒にいる方が良い。

そう告げると、こうおっしゃった。

「運がない。こんな男と結婚したのは事故のようなものですね。」

それを聞き、正直なところあまり同意出来なかった。

そもそも選んだのは自分だし、結婚して数年。何故、ここまで悪化するまで手をこまねいていたのか?

資格を取るなり、手に職をつけるなり、「旅立つ」ための対策はいくらでもとれたはず。

何も行動しない、という点について、女性にも責任がある。

子供がいれば尚更だろう。

あくまで私見だが、結婚して数年を経れば、家庭内で起こることはどんなことも共同責任になる。

もちろんモノによって、責任割合が50:50だったり、99:1だったりするが、夫婦という共同運命体である以上、100:0はほとんどない。

不倫にしても1回目、2回目あたりまでは「裏切られた・・・」と傷付き、落ち込むのも分かるが、3回目、4回目ともなれば、周辺も

「あそこは何度も事故にあって危ないって知ってるでしょ!!何で近づくの?」

と呆れるしかなくなる。

もしくは「旦那の躾に失敗したね・・・」としか言いようがない。

要は

「その人ダメだから、いい加減決断(離婚)して、そのための準備をしなさい。」

ということ。

それが出来ず、危険を承知でそこに立っているなら、やはり自己責任だろう。



さて、東出さんと杏さん。

報道によると、杏さんは過去に何度も旦那の浮気の証拠をつかみ、その都度、辛抱強く夫を説得し、改心を待ったそうだ。

しかし、それも限界を超え、ババ男を家から追い出す。

「事故」から「自己責任」

自分自身がそう思った時、人間は行動を起こす。

しかし、それは「離婚」という単純なではなく、別のシナリオかもしれない・・・・

人間の本性というのは悲しいかな簡単には変わらない。

特にあれだけのイケメンで、売れっ子俳優。

家にいて嫁さんに小言を言われるより、外にいてチヤホヤされていた方が楽しいはず。

が、今後はそうはいかない。

仕事は激減。多額の損害賠償。

クズの烙印を押され、蜘蛛の子を散らすように周りから人が去っていく。

しかし、そんなドン底こそ変わるチャンスでもある。

これも別の報道によると、今回のことを文春にリークしたのは杏さんの関係者らしい。

あえて旦那を地獄に落とし、家族のもとに戻ってくるのを待つ。

本当に離婚するつもりなら、今後の慰謝料、養育費のことを考えても旦那のイメージを下げてもメリットはない。その辺、女性は現実的だ。

旦那を変えるための劇薬

今回のリークが、もしそんな「治療方針」に基づくものだったとしたら・・・

運なく事故物件を掴んだ不幸な妻か?

それとも背水の陣で夫を再教育する強妻か?

朝の連ドラの主演まで務める「女優」

見た目と違い、強いはず。

本当のシナリオが後者なのであれば、こんな見応えのあるドラマはない。

本日のコラムでした。



 

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1月 26th, 2020 by