SMAP独立問題に思う 現代の「四十にして惑わず」


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9月8日。SMAPの稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの3人がジャニーズ事務所を退所したことが大々的に報道されていました。

稲垣さん、草なぎさんが43歳、香取さんが40歳。

私も42歳なので「同世代」と言えるでしょう。

この3人が「独立」されたわけですが、常識的に考えるとこの先は茨の道です。

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例の敏腕マネージャーがいたとしても、やはりジャニーズ事務所の影響力は大きいですから、以前と同じレベルで活躍できるかは分かりません。

ジャニーズという大看板の下にいる方が安泰であることは明白で、多少不満があっても残留した方が「賢い選択」と言えます。

まったく規模が違い過ぎて例に出すのも恥ずかしいですが、私自身が39歳の時に独立。

そこからの過程は苦労とも言えるほどの大したものではないですが、それでも

「組織にいる方が楽」

と感じているので、余計にそう思います。

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ビジネス的な観点で見れば、彼らの選択を「ベスト」だと言う人は少ないでしょう。

しかしながら、同時に

「気持ちは凄い分かる」

という声も多く聞きます。

ポイントは40歳という年齢ですよね。

孔子の「四十にして惑わず」という言葉がありますが、当時の40歳は現在で言えば50歳代後半くらいの感覚で、現代の40歳なんて惑わされてばかり。

それでも人生の折り返しに立って、色々と感じることがあるのではないでしょうか?

あくまで私の周りの話ですが、40歳の特徴的な思考として

・嫌なことをやりたくない(30代の頃より3倍くらい「やりたくない」)

・お金や人の評価だけでは頑張れない

・人と比較されることに疲れる

・合わない人と付き合いたくない

・ノンビリ、自由にやりたくなる

こんなことを挙げる方が多いです。

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良く言えば「自分は自分というプライド」、悪く言えば「ワガママ」ともいえますね。

20代、30代と頑張ってきて、経験と実力もついた

「さて、これからの人生は?」

と漠然と考えた時に、自分にとって重要なものと、そうでもないものの白黒がつく、そんな年代なのかもしれません。

でもね。まだまだ先は長いので、実際にノンビリしてたらやられちゃう。それも分かってる。

とは言えシャカリキに頑張っても、体力のある若い奴らに勝てるわけない。

経験の上に胡坐をかいてるだけじゃ、簡単にポイされちゃう。

だから経験をベースにもう一回勉強して「知識」を積み重ねないといけないし、家族に時間を割くためにもより効率的にお金を稼がないといけない。

そう考えると余計に「無駄なこと」をしている暇はないんですよね。

それが現代の「四十にして惑わず」

そう愚考するわけです。

冒頭のSMAP独立組もジャニーズにいれば安泰なのはご本人達が一番分かっているでしょう。

それでも独立を選んだ背景には、彼らなりの「惑わず」があったのかもしれませんね。

いずれにせよ、これからも個々が活躍し、同世代の我々に40代の底力を見せてくれることを願ってやみません。

何か愚痴っぽくなった本日のコラムでした。

 

 

 

 


9月 13th, 2017 by