ご主人のおこづかいを減らす最強交渉術!!


みかづきナビ 加藤です。

okodukai

先日、ある40代の主婦の方数名とお食事をする機会がありました。

まあ、出るわ出るわ旦那の悪口。吐くわ吐くわ姑への暴言。
「死んで欲しい」という言葉を2時間で何度も耳にして、30回を超えたあたりから数えるのをやめました。

そんな中、ある方から「うちの主人、おこづかい月5万円も使ってるのよ?ファイナンシャルプランナーとしてどう思います?使いすぎでしょ?下げられないかしらね?」と相談されました。奥様の右手には一杯1,800円のシャンパン。ちなみに4杯目。

「それ。。。飲むのをやめれば良いんじゃないですか?。。。。」

もちろんそんな怖いことは言えません。



と言うことで、本日は「ご主人のおこづかいを減らす交渉術」についてです。

保険という最も売りにくい商品を販売するためには、様々な交渉術を炸裂させていくわけですから、私にかかればご主人のお小遣いを下げる交渉など朝飯前です。

と豪語したところ前述の奥様大喜び。

「教えて!!教えて!!」の大合唱で引くに引けず、酔った勢いで適当な話をしたのですが、まあ、本日はその焼き直しですね。



第1章 大きなYESその前に小さなYES!!(大げさに始めたましたが、第2章で終わります。)

我々の世界には「大きなYESを得るには小さなYESを積み重ねなさい」という教えがあります。
つまり保険契約という「大きなYES」のためには、その前に「小さなYES(同意)」をより多くゲットすることが重要ということです。では、実際やってみましょう。今からする質問に心の中で答えてみて下さい。

保険には興味はないですよね?

でも、「亡くなったり、大きな病気で働けない。」そんな時に保険は数百万、数千万というお金を用意してくれる。そうなると保険の重要性を感じるかもしれませんよね?

保険は「ない」よりは「あった方」がいいですよね?

しかし毎月の保険料。これは嫌ですよね?

何とお答えになりますか?ほとんどの方が「そうだね。」「そうですね。」だと思います。
これが小さなYESです。もう少しだけ続けましょう。

とは言え、毎月の保険料が10万円と言われたら?そんな保険には入りませんよね?

でも、〇〇さんだけ特別に毎月10円でいいです。といわれたら入りませんか?

心のどこかで「保険があった方が良い。」そう思ってはいるがお金が。。。。
要はお金の問題ですよね?

よっぽどひねくれていない限り、ここでもほとんどの方が「そうだね。」「そうですね。」だと思います。
ここまで小さなYESが積み重なれば、大きなYESは目の前です。それでは最後です。

保険イコールもったない。そんなイメージはありませんか?
でも支払った保険料がまるまる100%、もしくはそれ以上に戻ってくる。そんな保険があったらいかがですか?

私の経験上、90%くらいの方が「そういうのだったらいいですね。話聞かせて下さい。」となります。

文章だけを見ると詐欺のようですが、実際には貯蓄型の保険のセールスをする時の定番トークです。
嘘も誇張もありません。

このテクニックをご主人のおこづかい値下げ交渉に使います。
では、ご主人にとっての「小さなYES」とは何でしょうか?



第2章に続きます。

第2章 誉めて誉めて誉め殺し!!

誉める。これはとても重要です。もう一度言います。とても重要なのです。
そもそもが男は誉められたい生き物です。女性からすれば「しょーもない」と感じるでしょうが、誉められるために生きてるようなところがあります。

しかし30代後半を過ぎると会社で誉められることもなくなり、家でもないがしろにされ、子供にも「あっちに行って」と言われ、散々なのです。

一体俺は何のために生きているのか?
これじゃ給料日にお金を持ち帰るだけのお札印刷機じゃないか?

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そう思う日々です。
誉められたい!!格好良い!!凄い!!と言われたい!!

しかし現実は厳しく、そんなことを言ってくれるのはキャバクラ嬢くらいで、そこには高いコストがつくわけです。所詮高い金を払って誉められているだけなのです。

第1章のテクニックを間違った方向で使うと

「うちはお金ないよね?」
「あんたの稼ぎが悪いんだよね?」
「おこづかい下げるけど文句ある?」

という吉田沙保里と対戦しているような圧迫感の中、ご主人は小さなYESどころかブレーンバスター三連発で失神KOです。

翌日、線路に飛び込まれても困るのでやめておきましょう。



第1章に第2章の「誉める」をミックスすることで、ご主人のやる気をそぐことなく、おこづかいカットを実現する。それこそ出来る奥様の鑑なのです。

とは言え、普段全く誉めてもいないのに、いきなり誉めると警戒されます。

「えっ?俺に言えない借金でもあるのか?」もしくは「またテレビショッピングで下らないダイエット用品でも買ったのか?」と思われるのが関の山です。

自然に誉めるポイント。

それは「生活の中でお父さんにしか出来ないことをお願いする」

これです。

我が家でも「ちょっとお風呂のお湯見てきて」「あっちの部屋の電気消してきて」「〇〇買ってきて」など、お願いというかほぼ命令が下されますが、これは内心腹が立ちます。

決して声には出さないものの「自分でやれよ!!」と世界の中心で大声で叫んでいます。

セカチューの綾瀬はるかさんが妻なら何でも言うこと聞きますが、結婚して10年もたった古畳妻から言われると「このヌリカベめ!!」と悪態をつきたくなるわけです。

反面、

「ちょっとこのビン固くて開かないんだけど、開けてくれない?」
「(リモコンや子供玩具などの)電池の交換が出来ないからお願い」

みたいな「俺でないと出来ない感じ(通称:俺でないと感)」のあるものは、鼻高々で率先してやります。

しかし「長年調子の悪いパソコンのセットアップし直し」や「庭の大規模な掃除」などの「俺でないと感」というか「俺しかやる奴いねーだろ!!」という業務は実際に「超面倒臭い」のでやっぱり嫌なのです。このあたりのワガママさは男の厄介なところです。

簡単に自分の価値を発揮できる仕事がベストです。

高いところの物を取る。(ちなにみうちの妻は身長171cmなので我が家にはこの業務はない)
家具などの重いものを移動する。
スマホの設定を変更する。(だいたい嫁さんはITオンチであることが多いため)

こんなところでしょうか。

こういうことをわざとお願いして、任務が完了したら誉めます。褒めちぎりましょう。

「凄いねー、やっぱりパパは頼りになるねー」
「最後はお父さんだね」

ここに子供達の「お父さんやるじゃん!」「パパ凄い!!」みたいなアンサンブルが入ればベストです。
最高に気持ちが良いです。子供達にも言い含めておいて下さい。

この時の誇らしげな気分は「YES」と口にこそ出していいないものの「家族にとっての価値のある人間なのか?」「いざという時に頼りになるのか?」という問いに行動で「YES」と言っているのです。

なお、この時に誉める手を緩めてはいけません。
基本的に奥様は誉める時間が短いのです。
ご主人は「えっ?もう終わり?もうちょっと来ないの?俺、もうちょっと欲しいぜ誉め言葉」と思っていても、意外とあっさりと「パパ凄いブーム」が去ることに一抹の寂しさを感じています。



今回は大きな目的「おこづかい削減」があります。

更に一歩踏み込んで、ねちっこく誉めて下さい。
しかし目の前の作業については既に誉めたし、本当のところは凄いなんて思ってない。これは困った。。。。

そんな時は「昔話」です。

私の統計データでは中年男性の98%が昔話好きです。
昔の手柄は時を経てより一層輝きを増すのです。

「そういえばパパ、昔スノボーに行った時にタイヤがパンクして雪の中で一生懸命替えてくれたよねー」「いざという時は頼りになるのよね」

「おいおい何年前の話だよ!!」と内心自分で突っ込んでしまうかもしれませんが、ここはガマンです。
お父さんの中では完全に映画のワンシーンのように「愛する家族を車に残して、雪の中で颯爽とタイヤを替える自分」が浮かんでいます。気分はケビン・コスナーです。

更に「パパ、やるときはやるもんね!!」子供のダブルアンサンブルを忘れずに。

「やるときはって何だよぉ~」

みたいな反応が返ってきたら、もうコントです。完全に奥様の術中にはまってます。
小さなYESが積みあがったと考えて良いでしょう。

最後は大きなYESです。
ここは今までご紹介してきたテクニックの集大成です。

「YES(そうだね)としか言えない」
「俺でないと感」
「誉める」

完全に気持ちよくなっているご主人に「そういえばちょっと相談があるんだけどね」と切り出してください。

「子供の教育資金か、住宅ローン、老後の貯蓄」を理由に(YESとしか言えない)

「色々切り詰めたけど、あなたにしか頼めない」(俺でないと感)

「子供(将来)のために自分がガマンできるあなたは凄い」(誉める)

この三段論法で「おこづかい削減」を実現できるでしょう。
ここまでYESを積み上げられて、最後にNOとは言えないものです。
男のプライドとはそういうものです。

冒頭の奥様も「加藤さんの方法に従ったら、お小遣い下げても良いよ。って主人が言ってました!!一肌脱ぐか!!って言ってます。」とLINEが来ました。

実際に下がったのかは分かりませんけどね。

ちなみに逆もまた然り。
「奥様におこづかいを上げさせる交渉術」もあるのです。
「下げる交渉」がアメリカから日本への交渉だとすれば、「上げる交渉」はその逆です。
日本からアメリカに要求するわけですから、より一層の困難が予想されます。

ご興味あるかたは是非ご連絡下さい。
保険にご加入頂いた方にもれなく伝授いたします。

イッヒッヒッヒ。では今回はこのへんで。



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9月 26th, 2015 by