上手な保険の入り方 その1


みかづきナビです。

初めてお会いするお客様にお話しすることがあります。

それは

そもそも保険って何?

ということです。

話を聞けば「そんなことわかってるよ」という内容ですが、意外と理解していない方が多いです。

保険は何か起こった時(保険事故と言います)に、当初から約束していた金額、もしくは実損の金額(実際に被害をこうむったお金)を補償してくれるものです。

一般的に生命保険は約束していたお金を、損害保険は実損金額を支払います。

例えば人が死んだ時の生命保険は「亡くなったら3,000万円」という契約をしておけば、亡くなった時に満額の3,000万円を受け取れます。

それに対し、損害保険、例えば火災保険などは「火事が起こった時は上限5,000万円」など、「上限」が決まっているだけで、実際にいくら支払うとは決まっていません。

火災がおこり、被害が出てから、それを金額に算出して5,000万円の範囲内でお金を受け取れる仕組みです。

このように自分が困った時に大いに助けになる保険ですが、とても重要な大前提があります。

それは

自分の力ではどうにも対処出来ない時のために入るのが保険

ということです。

逆に言えば

自分の力でどうにかなるなら、保険に入る必要はない

とも言いかえられます。



例えば、自分が亡くなってしまった後の家族の生活や子供の学費。自分の不注意で交通事故をおこし、不幸なことに誰かを殺してしまった。ガンにかかり高額な治療費が必要になる。

起こるか、起こらないかは分からないが、もし起こってしまったら取り返しがつかない。一生が台無しになる。家族が路頭に迷う。そんな場面です。

このような局面では保険が有効です。

では逆に「保険が必要でない場面」とはなんでしょうか?

私が個人的に常々思っているのはレンタカーなどで、「もし事故が発生した時に免責分の5万円を負担しなくて良い保険」というものがあります。保険料は1日あたり1200円程度ですが、これなどは「自分で対処できること」の代表例です。

たかが1200円と考えれば、大したことではありませんが、計算上は42回(1200円×42回=約5万円)レンタルして1回事故を起こしてしまったら「入っておいてよかったね」という程度です。

また、実際に事故を起こしても免責分の5万円で生活が出来なくなることは考えにくですね。

もちろん入る入らないは個人の自由ですが、私は入りません。

これは生命保険にも当てはまります。

では次回、具体的な例を見てみましょう。

 

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7月 2nd, 2014 by