保険の手数料


みかづきナビです。

本日は保険販売に関する手数料についてです。

この話題。皆さんから面と向かって聞かれることは少ないですが、結構気になることだと思います。

「自分がこの保険を買ったらいくらくらい貰うのかな?・・・・」

特に営業のお仕事につかれている方は気になるみたいです。

総じて、掛け捨て系は手数料が高く、貯蓄系は低い。というのが傾向です。

掛け捨ての医療保険などですと、ご契約頂いた初めの年は保険料の半分程度が手数料になります。次年度以降はグッと下がって3%から6%程度になり、それが何年続くのかは保険会社によって異なります。

これが貯蓄系の保険だと、初めの年が8%から20%、次年度は1~2%程度ではないでしょうか?医療保険などに比べると低く設定されています。

一つの保険契約を20年程度と考えるとお客様がお支払いした総額、その全体の3%から10%程度が販売手数料となっているのではないでしょうか?(もちろん商品や保険会社によって違います。)

通常の小売業で言えば、9,000円から9,700円で仕入れた物を、10,000円で売るようなイメージです。(利益率5%から10%)

これが高いのか低いのかはお客様によっても印象が異なると思います。

結局のところ、それに見合ったサービスを提供できるかどうか?それが重要なのだと思います。



まず加入時にしっかりとコンサルティングが出来る知識とコミュニケーション能力を持つこと(コミュニケーションの方が難しいですね。)そして、加入後にしっかりアフターサービスを行うこと。

個人的には、最近の保険屋さんはよく勉強していると思います。一昔前の「何にも知らないけど、とりあえず愛想は良い」というような方は少なくなって、ファイナンシャルプランナーの資格や業界共通の生命保険大学(という資格・本当の大学があるわけではありません。6科目あって結構難しいです。)などを取っている営業マンが増えています。

ただ、「契約した初めの年の手数料が高い」ので、どうしても新規の契約ばかりに注力しがちなのかもしれません。これは業界全体の課題です。

はっきり言って契約するまではどの営業マンも「一生懸命」やります。

少々語弊がありますが、提案内容もよほど難しい案件でなければそれほど違いはないと思います。

ただ、本当に大事なのは契約後です。

しょっちゅう挨拶に寄る、手土産を持っていく、このようなことも重要かもしれませんが、一番大事なのは「保険屋としての仕事をする」ということです。

実際に入院した時、亡くなった時、なるべく早くお金をお支払いする。ルールの範囲内で出来るだけ多くのお金を受け取れるようにする。手続きでモタモタしない。

こういうことなんだと思います。そのために保険料から手数料を頂いているのですから。

更に言うなら、保険と関係ないことでもお力になれるのがベストです。

とにかく「困った時は保険屋の***君に電話すれば、何かしら力になってくれる」

そう思って貰うことが大切です。

ただ、これはその営業マンの人脈や力量、あとは「どれだけお節介か?」などの個人の資質に依るところが多いんですね。

そのような思いから、みかづきナビでは保険以外のトラブル時に対応できるよう提携弁護士や医師、税理士、社労士などの無料相談サービス(医師は一部有料です。)をご用意しています。営業マン個人ではなく会社として、そのようなシステムを用意するということが重要と考えています。

手数料の話から随分と脱線してしまいましたが、「保険料の一部を頂く」ということがどういうことなのか?それを考えながら、より良いサービスを提供できるよう頑張って参ります。

今後もみかづきナビを宜しくお願い致します。



 

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4月 19th, 2014 by