外資系生保 先輩からの珠玉の一言


3189173c7fbd4525c4d33e7a9c775dff_s保険屋稼業は楽じゃない。特にスタートした1,2年はきつい。

昔ほどじゃないですが「保険屋嫌いなんだよ」と面と向かって言う人もいますからね。

多少の職業差別はいまだにあります。

本日は、そんな辛い時期を乗り越えさせてくれた前職の外資系生保の先輩方から珠玉の一言をお送りしたいと思います。



「すまん。救えなかった。」

保険の仕事で一番辛いのはアポ取りです。10本電話して1件もアポが取れないなんていうのはザラです。

誰だって断られるのはイヤなもの。

私が若い頃アポが取れずへこんでいたら、隣の席で一緒にアポ取りをしていた先輩が電話を切った後にこういうのです。

「すまん。救えなかった。」

そして神妙な顔で受話器を拝んでいます。まるで患者を救えなかった外科医のよう。

しかし横で聞いていた印象では、思いっきりアポイントを断られた様子。

「な、なんですか?それ。。。」

「いやーいま電話で話してた人さ。多分、変な保険に入っているんだと思うんだよ。

だから俺が行って話せば安心できる保険に入り直せるじゃない?

でも俺のアポイントを取るトークが拙いせいで、この人はちゃんとした保険の話をする機会を失ってしまった。救ってやれなかったよ。だからせめて受話器に謝っているんだよ。」

この人は頭がおかしい。。。。

直感的にそう思いました。そして「なんて斬新な考え方なんだ!!」と感動しました。

断られて謝る。しかも受話器に向かって。

保険の仕事をするなら、これくらい強靭なメンタルでないといけない。そう感じた瞬間でした。

ちなみに私は真似してません。



「お前の電話を待ってる人は必ずおるで!!」

同じくアポに関してです。先ほどと同じ状況でへこんでいる私の横に、ある先輩(超売れている人)が来てこう言いました。

「加藤。何を落ち込んでるんや。電話せえ!!電話!!そろそろ保険見直さないといけないな。と思ってる人は必ずおる!!お前の電話を待ってるんやで!!」

この言葉も「すまん。救えなかった。」とほぼ同じニュアンスなのですが、何故か感激した記憶があります。

ただ単に「電話しろ!!」と言われるより「お前を待っている人がいる」という山口百恵の歌詞のようなフレーズが私に「そっか、待ってってくれてるんだ。。。」と使命感をくれます。

流石、売れている人は言葉に力があるな。と思いました。



「プライドは固ければ、高い必要はないよ」

これも私の心の支えとなっている言葉です。大恩ある先輩のお言葉です。

細かい話は覚えていませんが、お客様でもない人に何かもの凄い失礼なことを言われて怒っている時に、この先輩からこう言われました。

「俺達だって人間だからね。ひどいこと言われたらプライド傷付くよね。でも高いプライドは簡単に折れるけど、固いプライドはちょっとやそっとじゃ傷付かない。かとちゃん、プライドは固く、だよ。自分を必要としてくれるお客様が増えればドンドン固くなる。焦るなよ。」

「この人になら抱かれても良い」

そう思うくらい格好良い言葉です。

だけど、こうして改めて文章にしてみると意味はよく分かりません。

でも良いんです!!その場の雰囲気で「めっちゃ良いこと言ってる」と相手に思わせるのも人間力です。

この言葉からは「相手が弱っている時の優しい言葉の威力」を知りました。

うーん、他にも色々あるんですけどねー  思い出せない。。。。

このシリーズ。今後も続けたいと思います(笑)



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12月 5th, 2015 by