外資系生保 先輩からの珠玉の一言 プロとしての心構え編


さて外資系生保 珠玉の一言。シリーズ第三弾です。

第一弾、第二段はコチラ

過去の記憶を引っ張り出すだけなので、非常に書きやすく、そして

「あの時はつらかったなぁ~」

とノスタルジーに浸れるので、個人的に大好きな企画です。

今回は「プロとしての心構え」について、お送りして参ります。



「イチローは毎日素振りする。お前は毎日何をやっている?」

入社して数年経ち、何となく日々流して仕事をしていた頃にある先輩に言われたことです。

「プロは日々自己鍛錬するもの。イチローが毎日の素振りを怠るか?文句言いながらやるか?」

「それに比べ、お前は毎日ダラダラと何やってんだ。それでもプロか?」

非常にガツンと来る一言でした。

確か会社のイベントでハワイに行っていた時で、パーティー会場で言われた記憶がありますが、悔しくて、情けなくて、会場からホテルまで泣きながら帰りました。(ちょっと大げさ)



「気持ちは初演」

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保険の商談というのは、いくつかパターンがあります。

人それぞれ、と言っても実際には話す内容はだいたい決まっていて、毎回同じような話をすることが多いわけです。

どうしても飽きます。

そんな時に、ある方からこんなことを言われました。

「ディズニーランドのダンサーは古株からクビになる。何故か?ダンスは上手いけど、こなれてしまって熱意がないから。下手な新人の方が「お客様を楽しませたい」という気持ちがある。それが人の心を打つ。」

「お前にとっては何百回目の同じ話でも、聞いているお客様には初めて聞く話。一生に数回しか検討しない大事な保険の話。」

だからこそ、いつでも初演の気持ちでやらないと失礼だ。ということでした。

このお話を聞いてから、常に商談前には「今日が初演」と自分に言い聞かせて、緊張感を保つようにしています。




「友達作りに来てんじゃないんだ。とんがっていけ!!」

生保の業界はだいたい朝のミーティングというのがあります。

会社によっても違いますが、外資系の場合、週に1,2回のところが多く、同僚にもその時くらいしか会いません。

そのためミーティング終了後には「じゃあ、この後昼飯でも」という感じになります。

その時も数人が集まって、近くに新しい中華屋さんが出来たから行ってみるか?いやパスタの気分かなー、などとOLのような会話をしていたところ、超絶に高い成績を出している先輩が通りかかり、

「いいか?会社には友達作りに来てんじゃないんだぞ!!仕事しに来てんだぞ!!もっととんがっていけ!!」

と一喝。

最後の「とんがっていけ!!」の意味はいまだに分かりませんが、「友達作りに来てんじゃない」という一言は非常に痛烈でした。

やはり、厳しいんです。本当のプロは自分にも他人にも。

そういう世界で11年間薫陶を受け続けたのは、私のとって宝物。

今は同じようなことをスタッフに言って煙たがれれてはいますけど。。。。



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5月 12th, 2016 by