多分、死なない。。。。

みかづきナビです。

「まあ、でも多分死なないから」

保険の商談で良く聞く言葉です。確かにほとんどの方は70歳を過ぎて老人になってから亡くなりますから、若いうちの保険は「結果的」には必要ない方が多いのです。

でも100人いれば3,4人は残念ながら60歳までに亡くなります。

100人中3人から4人。高い確率と見るか、低い確率と見るかは人それぞれですが、よく言われる「万が一(確率0.01%)」よりは圧倒的に高いんですよね。

我々はこのようなことを「大数の法則」と言います。保険に携わるものであれば良く口にする言葉です。

一人一人のミクロ的な視点で見れば確率が低くても、100人、1000人、1万人単位のマクロな「集団」として見れば、ある一定の割合で必ず発生する現象を意味します。

ですから「多分、死なない」という言葉は、何の確証も根拠もありません。もちろん言ってるご本人も重々承知していると思いますが。

私たちは、目の前のお客様に長生きして欲しい、と願いながら、明日死んでも大丈夫なようにプランを練ります。

不安だけを煽って高いプランに入って貰うためでなく、しっかりと安心できる保障を得ながら、現在の家計とのバランスを取ること、コストパフォーマンスの高い商品選定をすること、それらを両立させることが本当のプロです。

多分、死なない

と言われて「ですよね。だったら貯金出来るプランが良いですよね。」と安易に迎合するような人間はセールスマンとしては優秀かもしれませんが、保険のプロとは言えないと思います。

この業界はセールスマンが多いですからね。。。。

ちょっと愚痴になっちゃいましたが、みかづきナビは良い商談をしていこう！！という決意表明でした。