年金保険は絶対入った方が良い?!意外と知らない高利回り


みかづきナビ 加藤です。

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「なんか良い貯金ありませんか?」
「お金が銀行預金に貯まりっぱなしなんですが、何か方法ありますか?リスクは極力負いたくありません」

このようなご相談をお受けします。正直、よくあるお話です。

そのような時に

「毎年、8万円以上貯金すれば、1万800円戻ってくる貯金があります。運用益は13.5%です。」

とお話しています。
それは保険会社が提供する年金保険です。

年金保険には年金保険料控除というものがあります。
これは年末の確定申告を行う際に申請書類と保険会社から発行された証明書を添付すれば、最大で4万円の保険料が控除され、その分の税金が還付(戻ってくる)される制度です。



余談ですが、生命保険の控除と還付とは一体なんでしょうか?
本題に入る前に、その点について解説します。

例えば年収が800万円の方は、その全額に税金がかかるわけではありません。
控除と言って、経費のようなものが認められています。控除

控除には給与所得控除(給与を受け取っている方の控除)、基礎控除(38万円)、配偶者控除などがあります。
この800万円から控除を引くと500万円が残ります。ここに税金がかかります。(正確には450~490万円ほどですが、ここでは話を分かりやすくするために500万円とします)
500万円の所得には所得税20%、住民税10%で合計30%の税金がかかります。

TAX

これが税金です。会社員の場合は、これらの計算を会社が全てやってくれます。
しかし、会社が把握していない控除があります。それが生命保険料控除と年金保険料控除です。これらは個人で入るものなので会社側は分かりません。

そのため毎年年末に「確かに生命保険、年金保険に入ってます。」と証明書を提出します。それが年末調整です。

控除の仕組み

この図のように年末調整をすることで、税金が再計算されます。
この「払い過ぎ」の10,800円が翌年の1月か2月の給与の上乗せして支払われます。

以上が控除と年末調整の説明です。



この年金保険料控除枠は、国から「年金保険料控除の対象商品」というのが認定されています。その商品に8万円以上支払った場合に4万円までが控除対象となります。
つまり8万円以上を年金保険に支払えば10,800円の還付があるわけです。
8万円で10,800円。運用で言えば13.5%です。これは入らない手はないと思います。

しかし、この年金保険、入っていない方が多い。
なので資金の運用に関して相談をされた時には、まずはこの年金保険料控除枠を使った年金保険の加入をお勧めしております。

年金保険自体は60歳か65歳まで支払えば、そこから10年 or 15年で年金が受け取れます。加入した年齢にもよりますが、支払った総額の110%程度が戻ってきます。これは加入時に約束されたものですから安心です。

110%の運用益+毎年10,800円の還付

これが年金保険控除の魅力です。
もし加入していないのなら、是非ご検討下さい。

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6月 17th, 2015 by