法人のがん保険の実用性について考える


みかづきナビです。

がん保険と言うと、昔は全額損金で処理できる代名詞のような保険でした。

それが2012年4月27日以降は税制が改正されて1/2損金に変更になりました。

もともとは「全額損金」という強烈なメリットだけで販売実績があがっていた面があるので、税制改正後はほとんど販売されていない、というより話題にもならない、という感じだったのですが、最近ちょっと風向きが変わってきたように感じます。

そもそも返戻率が高い商品ではあります。特に年齢が若いと、90%以上の単純返戻率があります。(会社や商品によります。詳細はお問い合わせ下さい。)

ここまで高いと1/2損金だとしても、実質返戻率(税効果を考慮した返戻率)も悪くありません。

また、以前は節税面ばかりが強調されていましたが、最近はがん保険そのものの機能。当たり前ですが、「がんで入院したり手術された時の保障」として見直されています。



先日、ある会社の社員の福利厚生のお話でこのがん保険をご紹介したところ、

「がんと診断されただけで数百万円の給付金が受けられる、入院した時の保障があるなど、社員ががんになった時に手厚い保障がある

「そして、支払ってきた保険料総額の実質的に9割近くが返戻金として貯まっていくので、会社にいざという時に利用できる(社員の退職金としても活用出来ます。)」

「更に保険料を1/2損金として処理出来る」

ということで、ご提案した我々が驚くほどの高評価を頂きました。

特にこちらの会社は、最近、先代社長ががんで亡くなったため、どれくらお金がかかるか、ご家族がどれほど大変か、といいうことを現社長が痛感されていたようです。

我々はなまじ過去を知っているので「昔は全額損金だったからな。。。」という先入観もあり、なかなかお勧めすることはなかったのですが、逆にお客様にがん保険のメリットに気づかせて頂きました。

昔のような節税一本より、社員さんのため、経営者のため、と考えると非常に良い商品です。

ご検討されていらっしゃる方は是非みかづきナビにご連絡下さい。

複数社の中から、御社にとってベストなご提案をさせて頂きます。

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11月 26th, 2014 by