知っておくと絶対お得!!火災保険でパソコン、ipadを直す方法!!





ipadにジュースをこぼして壊れる

誤ってノートパソコンを踏んづけて大破

自分の不注意、もしくは小さなお子様がいらっしゃる家ではよくある場面かもしれません。

こんな場合、ご自宅の火災保険で修理費用が出る可能性があります。

火災保険がカバーする分野は主に6つ。

1 火災、落雷、破裂・爆発(火にまつわるもの)

2 風災、雹災、雪災(自然現象にまつわるもの)

3 水ぬれ(家の中の配管からの水漏れ、等)

4 盗難(泥棒被害)

5 水災(川の氾濫などの浸水被害)

6 破損、汚損

1から5までは分かりやすいですが、本日は6の破損、汚損についてのお話です。

これは、家自体、もしくは家の中にあるもの(家財と言います)が偶発的な原因によって壊れたり汚れたりする場合に補償を受けられるものです。



一番分かりやすいのは「車が突っ込んできて家の壁が壊れた」などの外的要因によるものです。

しかし、以下のようなものでも対象となることがあります。

・家の模様替えの際に、誤って家具を壁にぶつけ凹ませてしまった

・液晶テレビをテレビ台から落とし壊してしまった

・パソコンに水をこぼして起動しなくなった

・子供がipadを水に落として壊れた

これは「家の中の家財」として保険の対象になる可能性があります。(各保険会社によって取り扱いが異なるため、詳細はご加入されている火災保険の会社にご連絡下さい)

では、このような時にはどのような手続きをすれば良いのでしょうか?

まずは、損害保険会社のサポート窓口に電話をして、事故の詳細を報告しましょう。支払対象になるか、ならないかを確認して下さい。

その後の流れは、サポート窓口の担当者が丁寧に教えてくれると思いますが、基本的には以下の流れです。

・修理の見積もりを取る。古い製品などで修理が出来ない場合は「修理不可」である旨の書類が必要

・現状の写真を残す。出来れば事故直後の写真を撮っておくとベスト

・本体は壊れていても捨てない(稀に保険会社が現物を確認することがあるため)

・見積もり(もしくは修理不可の証明書)、現物の写真、そして保険会社の申請書類を送る

以上の手続きで、数日から2週間程度で保険金が振り込まれます。



但し、この「破損、汚損」は以下の場合は対象外です。

・経年劣化による故障、故意の故障は支払対象外

・携帯やスマホなどは対象外

スマホについては、「ipadが対象なのに、何故スマホは対象ではないのか?」と聞かれるのですが、

「ipadはwebを見ることに特化しているのでパソコンに近い。スマホは主な機能が電話なので、持ち歩きする物であり、家の中の家財とは言えない。」

という理由です。

「スマホのメインはwebじゃない?もしくはLINEとか。。。」という気もしますが、一応これが正式な見解のようです。

裏事情としては携帯、スマホを支払対象にしてしまうと、支払件数、支払額が増え、結果的に火災保険の保険料がバカ高くなってしまうのでしょう。

今回、ご紹介した破損・汚損は意外と知らない方が多く、教えてあげると「あっ、そういえば子供が壊した〇〇が倉庫にあった。保険金請求してみます!!」などと大変喜ばれます。

しかし、あくまで「偶発的」であることが条件。

もし経年劣化や故意に壊したもので保険金請求をすると、それは詐欺になりますから絶対やめましょう。保険会社もしっかりチェックしてますからね。

本日はお得な火災保険の使い方でした。

注:本ブログの記事内容に関して

「このケースでは保険は使えますか?」

という内容のお問い合わせを多く頂いております。

しかしながら、弊社では、ご質問者様の加入されていらっしゃる保険の補償内容が分からないため、お答えのしようがございません。

お手数ですが、ご自身が加入されていらっしゃる保険会社までお問い合わせをお願い致します。




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8月 23rd, 2016 by