私がベンツからカーシェアに変えた理由


28歳でITから外資系生保へ転職。

給料が上がった30歳でベンツを購入しました。今から10年前ですね。

そして今はカーシェア。

「どうせ金がなくなったからだろ?」

そう思われるかもしれませんが違います。

都内に住んでいるのに、ベンツを持つ弊害に気付いてしまったからです。

以下、列挙してみましょう。



ベンツの弊害 その1 ムチャクチャ金がかかる。

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私の住んでいるエリアの駐車場は月4万円。そしてベンツはハイオク。燃費も良くない。

ローンを含めると毎月の維持費は10万~15万円。

車検や保険、税金など年間150~200万円かかる計算。



ベンツの弊害 その2 太る

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常に移動は車。訪問先の近くのラーメン屋さんを食べログでチェック。

歩くのにはシンドイ距離でも車なら数分。

社内は冷房ガンガンで、汗もかかない。

1年で10キロ増。



 ベンツの弊害 その3 心も太る

良いスーツ、良い時計、良い車。

自分のテンションを上げてくれる効果があるが、根拠なく「俺、スゲー」と勘違いしてしまう場合もある。

私はもろに後者。

「30歳でベンツで営業なんて、何て俺はイケテるんだ!!」

と自己陶酔。

心も太ってしまった。。。。。

以上。

金はかかるは、身も心も太るわ、つーか俺1人がどっか行くのに、こんな大げさな装置が必要か?

そもそも車が本当に好きか、金なんて気にしない人しか乗ってはいけない。

肥えた豚に契約は取れない。飢えた狼になれ!!

その昔、上司から言われた一言が蘇り、私はベンツを叩き売ったのです。

とは言え旅行やゴルフなどどうしても車が必要な時もある。

しかし、ふと冷静に家の近所を見回せば、いたるところにカーシェア。駅前にはレンタカー。

家から100メーターほどのところにある一番近いカーシェアを申し込んでみると、毎月980円の会費で10分80円で借りられる。1時間 480円。6時間パックで2,800円。しかもガソリン代込み

レンタカーのように面倒な手続きがなく、スマホのアプリで開錠できるので手軽に使える。

毎月数万円もかかっていた維持費は、わずか数千円に。

「今月は結構使ったなぁ」という時でも2万円を超えたことはありません。

もちろん普通の小型車なので、ベンツに比べれば乗り心地も悪いし、優越感も全くない。

でもね。良いんです。

車くらいで気が大きくなってしまう僕のような小物はカーシェアくらいがちょうど良い。

余計な見栄を捨てたら、お財布だけでなく心もスリムになりました。



そう見栄なんですよね。結局。

昔、小学校の校長先生が夏の暑い日の朝礼で言っていた。

「どう思われたいか?」ではなく「どうなりたいか?」です。

10年前の私には高級な車や高いスーツが必要だった。自分に自信がないから。

でも今は違う。そんなものがなくても自分は自分だし、ささやかな自信もある。

もっともっと身軽になって、もっともっと自分を磨いていきたい。

このままいけば、10年後は山下清のようになっているでしょう。まさに裸の大将。

何も持たず、何も誇らず、その日食べられるオニギリがあれば良い。

目指せ山下画伯!!

体型も似てるし。

しかし、この格好で商談するのか。。。。

見栄以外にも色々捨てないと、ここにはたどり着けないな。。。。


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5月 28th, 2016 by