100以上の職種に会った私が子供にやらせたい仕事


IT、金融、マスコミ、製造業、流通業、医師、弁護士、税理士、社労士、パイロット、漁師、農家、酒屋、八百屋。

仕事柄、様々な仕事をしている人の話を聞いてきました。

収入面の話はもちろん、その仕事ならでは魅力やご苦労や、今後の見通しなど伺った上で、本日は自分の子供にやらせたい仕事をランキングしたいと思います。



第3位 総合商社

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まず給料が高いこと。そして海外との仕事が多いこと。が魅力です。

また全業界の中で最も人材のレベルが高いと言えます。

出来る人、出来ない人はどこの世界でもいますが、総合商社は極めて粒揃いと言いますが、

「この人ダメだなぁ。。。」

という人に会ったことがありません。

また、商社マンは発想が豊かで、衛星放送事業を開始するのに、まず衛星を作るところから始めるようなダイナミックさがあります。

まさに

夢見がちな子供がそのまま大人になって、しかもそれを実現できるお金を持っている

という印象を受けます。

我が子がもし入れるなら、総合商社は面白い人生が送れるのではないかと思います。

但し、競争も熾烈。

ある総合商社の若手社員にお会いしたことがありますが、その激務ぶりはブラック企業真っ青。

まさに黒光りブラックという感じでした。

若い頃も歳とってからも大変でしょうが、良い修行が出来るのでは?と思います。



第2位 寿司職人

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寿司職人ってお給料良いんですよ。

寿司のマーケットは全世界に広がっていて、これからも拡大していくでしょう。

そのため職人の絶対数が足らない。

有名店のオーナーになれば年収は数千万円ですし、勤めていても結構手堅いお給料がもらえます。

しかも、身体さえ動けば歳をとっても続けられし、なんとく高齢の職人の方がさまになるのも寿司の良いところです。

70歳くらいのじいさんが握っていると、何となく旨く感じてしまいます。

今後は女性の職人も増えるでしょうから、できれば娘も目指してもらいたいです。



第1位 医師・看護師

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やっぱりね。医療系です。

だって私も含めて、ジジイとババアだらけの国になっていくんですもん。

絶対的にニーズがあります。

収入面では、ある医師が

「医師には超金持ちも超貧乏もいない」

と言っていて、これは言い得て妙な表現です。

確かに年収は高いんですが、年収2000万円を超える医師は稀です。

逆に1000万円を切る人も少ない。

ほとんどのドクターが1000~2000万円のレンジに納まります。

そして地方の医師不足は深刻で、

来てくれれば年収3000万円用意します

という話は結構あります。

最近では東南アジアから「最新の技術を学びたい」というニーズが多く、この場合なんて年収5000万円以上がオファーされます。(但し、一定の技術・経験を保有していることが条件)

そして看護師。

これは最強の「喰いっぱぐれない仕事」です。

開業しているドクターの泣き所が看護師で、常に人材不足。

クリニックによってはドクターが看護師に相当気を使っているところもあり、下手な若手ドクターより古参の看護師の方が偉そうです。

またパート勤務のニーズも高いので、結婚してからも限られた時間で手堅い収入が得られます。

どちらも猛烈に忙しい仕事ですが、人に感謝される素晴らしい仕事です。




逆に「やらせたくない職業」についても触れておきましょう。

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一般論として、弁護士、公認会計士、税理士、歯科医師は今後は厳しいでしょう。

#あくまで20年。30年後の話です。

資格取得の困難さもさることながら、数が多すぎます。

また、業務によってはAIに取って変わられる部分も多いため、ほとんどの先生方が

「将来の見通しは暗い」

と言います。

私がお付き合いしている先生方は皆さん成功されていますが、これは営業が上手く経営者として優れているからです。

難関資格を突破しても、熾烈な競争が待っていて、しかも成功の成否が営業力、経営力次第であるならば、あえて苦労してその業界に行かなくてもいいのでは?とも思います。

が、最もやって欲しくない仕事。

それは保険屋

こんな不安定な仕事、私一代で十分。

私の娘と息子は「理系なら医師・看護師」、「文系なら総合商社」、「頭がイマイチなら寿司職人」にしようと思ってます。

まあ、私の子供ですから99%の確率で寿司職人でしょう。

60代に「鮨 加藤」の裏オーナーになるのが私の夢です(笑)

とは言え、親の思う通りにならないのが世の常。

結局は自分が好きな業界で頑張ってくれれば良いんですけどね。

本日のコラムでした。



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2月 17th, 2017 by