2016年 職種別年収ランキング 今年も1位はあの職業。。。。


2月下旬。厚生労働省から

「賃金構造基本統計調査」

というものが発表されました。

これは各業界や職種などの賃金傾向を年齢や性別ごとにまとめたものです。

今回はこのデータから“職種’’に絞って平均年収を算出してみました。

では、ランキング発表

1位 航空機操縦士           2047万円

2位 医師                         1240万円

3位 大学教授                  1069万円

4位 公認会計士・税理士 864万円

5位 歯科医師                  857万円

6位 大学准教授               848万円

7位 記者                         784万円

8位 弁護士                      759万円

9位 不動産鑑定士           692万円

10位 掘削・発破工         684万円

(平成28年賃金構造基本統計調査より みかづきナビが独自に集計)



堂々の1位は航空機操縦士

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2位の医師に対しほぼダブルスコアのぶっちぎり。

ちなみにパイロットには何人かお会いしたことがありますが、本当にだいたいこれくらいです。

副操縦士で1300から1600万くらい。

難しい試験をパスして機長になると2500万円くらいで、そこからはほとんど上がらない、と言っていました。平均すると2000万くらいなのでしょう。

そして2位は医師、3位は大学教授と続きます。

何となく高収入のイメージがある弁護士は8位と、それほど高くありません。

意外なのは10位の「掘削・発破工」

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トンネルを掘ったり爆破をする職人さんですが、そもそも存在がレアなことと、発破技士という国家資格が必要なこと、更には長引く人手不足を背景に年収が上がっているそうです。



ちなみに、このランキング。10年前(平成18年)にはどのような職種が入っていたのでしょうか?

ちょっと見てみましょう。

1位  航空機操縦士                     1295万円  

2位 大学教授                            1133万円  

3位 医師                                   1101万円

4位 大学助教授                         882万円

5位 公認会計士・税理士           817万円

6位  記者                                   816万円

7位  弁護士                                772万円

8位 大学講師                            733万円

9位 高等学校教員                     723万円

10位 不動産鑑定士                     716万円

やっぱり1位はパイロット。

平成28年版では3位だった大学教授が2位、そして3位は医師です。

こうして見比べてみると、10年を経て新たにランキングに入った職種は「歯科医師」と「掘削・発破工」の2つ。

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歯科医師は「歯医者さんはコンビニより多い」と言われ、過当競争で厳しい印象がありますが、10年前には

平均年収549万円 19位

だったのが、現在では

平均年収857万円 5位

と、300万円も年収が上がっていることになり、これは高齢化による恩恵を受けているものと思われます。

逆にランキング外になったのは「大学講師」、「高等学校教員」

そもそも平成18年のランキングには大学教授、大学助教授、大学講師、高等学校教員と「教育系」の職種が4つも入っていることに驚きます。

現在でも大学教授が3位をキープしていますが、平均年収は1133万円から1069万円と70万円ほどダウン。

1位のパイロットが1295万円から2047万円と800万円近い大幅アップ、2位の医師も1101万円から1240万円と給料が「上がっている」のに対し、大学教授だけが下がっています。

これらは、他の教育系の職種でも同じことが言えます。

大学准教授(助教授) 882万円(4位)→848万円(6位)

大学講師 733万円(8位)→683万円(11位)

高等学校教員 723万円(9位)→661万円(12位)

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医師、歯科医師などの医療系とは違い、こちらは少子化の影響があるのだと推測出来ます。

世相を反映して「今」と「昔」で各職種の平均年収も変化しているのですね。

しかし、圧倒的に強いのはパイロットという結果。

この10年でLCCが台頭し、一気に飛行本数が増えたのにパイロットの数は変わっておらず、航空各社の奪い合いが発生。給与も高騰している様子。

こんな高給で、しかもピシッと制服を着こなして世界を股にかけて飛び回る。

そりゃもてますよねー



ちなみに余談ですが、私の周りにはパイロットに泣かされた女性が多いです(笑)

「あいつらはね。。。やりたい放題よ!!チッ」

あるCA(客室乗務員)の言葉には恨みがこもっていた。。。

何があったのかは聞けなかった。。。

本日のコラムでした。

 

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3月 25th, 2017 by