謝辞 2019年12月


今年も早いもので大晦日。

みかづきナビ(あおばコンサルティング)も5年目も迎えました。

変わらず細々とした会社ではありますが、生保から始まり、損保、そして今年は不動産仲介と業務を広げてきて、手探りしながらも様々な経験をさせて頂いております。

これもひとえにお客様、そしてパートナーの皆様のお陰と、心から感謝しております。

2019年。

この1年は皆さまにとってどんな一年だったでしょうか?

私の個人的な感想としては、

何とも不気味な一年だった

そう感じております。

出口のない金融緩和がもたらす超低金利、米中摩擦、実際の景気は冴えないのに、株価だけが異常に高い状態。

そこに来て、来年はいよいよオリンピックが開催されます。

オリンピック後の不景気は、過去の開催国の全てが通ってきた道であり、日本だけが例外となるとは考えにくいでしょう。

そういう意味では、2020年は激動の1年となる可能性が高く、その前年の2019年は「嵐の前の静けさ」という印象なのです。

最近、ある保険会社の担当者から聞いた話なのですが、

「ここ数か月、法人契約の解約が増えている」

とのことでした。

そして、同じようなことを言う他社の担当も多いです。

法人保険は解約すれば、それまでに支払ってきた保険料の90~100%程度が戻ってきます。

言わば「緊急用の外部貯金」のような機能を持っているのですが、それを取り崩す企業が増えているということは、それに手を付けないとやっていけないのか、それとも来たるべき嵐に向けて、手元資金を積み上げているのか・・・

事情は各企業で異なるでしょうが、何とも不気味な情報ではあります。

とは言え、多少景気が冷え込むことは決して悪いことばかりではありません。

株価や不動産価格が下落してくれれば、それはそれでチャンスですし、FP的な観点では今のような「何もかも高い状況」よりは、そちらの方が投資を勧めやすくもあります。

少々不謹慎ではありますが、良くも悪くも2020年がどんな年になるか、楽しみでもあるのです。

世の中がどんな状況になったとしても、的確なアドバイス、ご提案が出来るよう精進していきたいと思っております。

来年も何卒宜しくお願い申し上げます。

2019年12月31日 あおばコンサルティング 加藤圭祐



 

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12月 31st, 2019 by