コロナリーライフを楽しむ5つの工夫


子供がうるさい

一斉休校となり、習い事なども全てお休みとなったので、必然的に子供が家にいる時間が増えている。

また、父の方も会合や飲み会などがなくなり、妻も週の半分はテレワークになったため、親2人も比較的早い時間から家にいる。

狭い家に大人2人、子2人が閉じ込められていて、更にテレビをつければ不安を煽るニュースばかり。

大人ですらストレスを感じる今の状況に、感受性豊かな子供たちが何も感じないはずもなく、いつも以上に

暴れまくる

家の中の散らかりっぷり、そして妻のイライラは半端ではない。

しかし、逆境こそむしろチャンス!!

モチベーション、自己啓発系の本にはだいたいそう書いてある。

と言うことで、誠に窮屈なコロナリーライフを「逆に」楽しむためのヒントを探してみた。



 

1 冬山の山荘だと思う!!

こんな感じの山荘。

外は猛吹雪。

暖炉にあたりながらチーズフォンデュを食し、白一色に染まった大地を眺める。

家から出にくい環境を、倉本聰先生的な冬山生活だと、

思い込んでみる

するとどうだろか?

窮屈な生活も、山荘でのスローライフだと思えてくるから、あら不思議。

ハードな雪かきがない分、こちらの方がお得なくらいだ。

実際にはコロナファンヒーターにあたりながら、さけるチーズちゃんを食べているだけだが・・・



 

2 人のいないところを探すことに喜びを見い出す!!

厳寒の山荘とは言え(引き続きその設定が続く)流石に一日中家の中にいるわけにはいかない。

子供たちも外に行きたがる。

そんな時には「誰もいない公園」を探す旅に出る。

が、これが意外と難しい。

学校もない、電車に乗って遠出も出来ない。

そんなこんなで地域の公園には力を持て余した子供と、そんな我が子を持て余した親たちが密集している。

正直、屋外の公園での接触くらい、さして心配はしていないが、コロナリーライフ的にはNG。

公園の入り口で、中に人がいると、父がこう言う

「この公園もダメだ!!次の公園をsiriに聞け!!」

電動自転車の後に乗った娘がiPhoneに話しかける。

「近くの公園は?」

すると、siriが公園のリストを表示してくれる。

4か所目で、ようやく誰もいない小さな公園を見つけた。

そこで遊んだ後。今度は客が1人もいない飲食店を探す。

このご時世。どこの飲食店も閑散としているので、これは簡単。

客がいない中華屋を見つけ、炒飯とラーメン、餃子を頼む。

うん、マズい

今どき、こんなまずいラーメンある?というくらいマズい。

炒飯も油でベチャベチャだし、何故か餃子が固い。

この店に客がいないのはコロナのせいではなく味だ!!

そう言えば先ほどの公園も遊具がほとんどなく、子供たちも10分くらいで飽きていた。

人が集まらないのには理由がある

そんな当たり前のことが学べるのもコロナリーライフの醍醐味とも言える。



 

3 太る!!と決める

家からも出ずらい。

ジムもやっていない。

こんなもん太るに決まってる。

であるなら・・・

受け身で「太る」のではなく、前のめりで太れ!!

もはや意味不明だが、好きなものを食べて、よく寝るよう心掛ける。

美食三昧生活。その絶好の「言い訳」を見つけたとも言える。

後のことは、後になってから考えれば良い。



 

4 新しい趣味を始めてみる

冒頭でも述べた通り、ここは厳しい雪原に立つ1軒の山荘(まだ言ってる)

容易に外に出ることは出来ない。

そんな中、ピアノの音色が響き、それが家人の心をいやす。

昨年の12月から娘がピアノを習い始め、わりと真面目に練習をしている。

どうせ暇だから俺もやってみるか・・・

そう思い立ち、youtubeのピアノレッスン動画を見ながら四十の手習。(本当は六十の手習が正しい)

父と娘でピアノの前を競いあう。

お互いの練習の成果を確認するために、毎夜「コンクール」を開催することにした。

父と娘の戦い。たまに飛び入りゲストの3歳息子。

ちなみに、今の私は戦場のメリークリスマスの冒頭4小節をかろうじて弾けるレベル。

つまり、ポロンポロンやっているに過ぎず、その完奏までの道のりはコロナとの戦いより長いだろう。

そんな父の必死の演奏より、3歳児のジャジー(ジャズ的)な「即興」の方が心に響くのが切ないところだ。

これもコロナリーライフに入らなければ絶対にやらなかったことだ。



 

5 考えない(心配し過ぎない)訓練

保険の仕事をしていてこんなことを言うのも何だが、私も含め日本人は将来を心配し過ぎだ。

将来の不安を拭うには、具体的にリスクを分析し、それに備える準備をするしかない。

逆に言えば、それ以上のことは出来ないし、想定外のことを心配しても無駄である。

今回のこともそう。

新しいウィルスの登場を予測出来ても、準備のしようがないし、今後どうなるのかは誰も分からない。

そして、それらの未知の不安には「ある程度鈍感」になることも重要だ。

「考えない訓練」

今がその好機と捉え、楽観的になることを心掛けている。

その方が免疫力も上がり、ウィルス対策に一番効果的ではないだろうか?

 

以上5つ。我ながら下らないことをツラツラと書いたが、まあ、どんな状況も気持ち次第、考え方次第ということが言いたいだけの本日のコラムでした。



 

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3月 4th, 2020 by