悲哀 加藤浩次 組織に歯向かったらダメなんだよ・・・・


今朝、朝の番組「スッキリ」を見ていたら、司会の加藤浩次さんが吉本興業とのエージェント契約打ち切りについてお話をされていた。

その内容は、

・エージェント契約。自分自身としては更新を望んでいた

・しかし、吉本興業側から更新はしない旨の通達

・契約上、どちら側からでも更新を拒否出来るので、何の問題もない

というもの。

ただし、本音として「僕もビックリしている」とも言っていた。

やっぱりさ、

組織に歯向かっちゃダメなのよ・・・・

「加藤の乱」と言われた騒動の時、加藤さんはテレビで会長、社長を痛烈に批判してたが、会社の上層部っていうのは、ああいうのを絶対忘れない。

周りの目もあるので、その場は鷹揚に対応はするものの、内心、腹わたは煮えくり返っていて、それが長時間熟成され「いつかは」復讐する。

そのあたり、組織で上に立つ人は「しつこい」。

私自身、今回の加藤浩次さんのケースと似たようなことを過去散々見てきた。

実は保険会社というのは、吉本興業をはじめとする芸能プロダクションに業態が近い。

営業(ライフプランナー) = タレント

と考えれば分かりやすい。

そして管理職であるマネージャーも、タレントのマネージャーに似ている。

新人の頃などは、

マネージャー > 営業(タレント)

という構図なので、色々と指示され、時に罵声を浴びたりもするが、ある程度の年次となり、それなりの成績も出していれば、

営業(タレント)> マネージャー

という力関係に。

ベテラン営業マンばかりのチームを若いマネージャーが管理監督するようなことも往々にあるので、そのような環境では逆にマネージャーがベテランから怒鳴られているような場面にも遭遇する。

その点、普通の会社とは全く違うのである。

現場、マネジメント。この両者が相容れることはない。

現場は

・俺たちが売ってこその会社

という自負があるし、マネジメントの方も

・会社(看板)あっての営業

と主張する。

「個」と「組織」

根本的な考えが異なる。

またマネジメント層は、普段から現場の営業(特に売れている人)にうるさいことばかり言われていて、辟易としている面もあるため、内心は

「所詮は売り子。売り子風情が偉そうに」

と思っている人も少なくない。

このような鬱屈した思いが爆発したのが、酒の席で、あるマネージャーから

「お前らは鵜飼いの『鵜』だろ?」

とはっきり言われたこともある。

しかし、これも本音だろう。

私のいた保険会社も含め、保険業界ではどこの会社でも似たようなもので、つまりは年がら年中、現場 vs マネジメント層の小競り合いがおこっている。

そのような中、たまに

「ああ、やり過ぎちゃったな・・・」

という人がいる。

何かのトラブルに対し、会社を激しく糾弾「し過ぎて」しまうのである。

熱い正義感をもって、もしくは後輩のためを思ってなどなど、それなりの理由はあるものの、たとえ仲間内でも「それを言っちゃぁおしめえよ」というラインを超える。

売れてる営業が噛み付いたとしても、それが「甘噛み」程度なら組織も寛容に振る舞ってくれるが「ガチ噛み」となると話は別。

上層部が出てきて

おい!!たかが営業が調子に乗るなよ!!

となる。

過去、そのような場面を何度も目にしたが、結論から言えば、こういう人はほとんど潰された。(じわじわと退職に追い込まれる)

やはり組織を怒らせるとタダではすまないのである。

で、加藤浩次さん。

まあ、やっぱりやり過ぎちゃったんだろうね・・・

たかがタレントが調子に乗るなよ!!

結局のところそれが上層部の本音で、今回バッサリやられた。

さて、今後どうなるか。

組織の論理で言えば、外に出た者には失敗して欲しい。

その方が、内部に向けて見せしめになるのだから。

そのため吉本興業自体が動かなくても、それに忖度した色々な人たちが今後潰しにかかってくるだろう。

既に加藤さんが出演している2番組の終了が決まっているが、スッキリもいつまで続くかわからないし、おそらくは様々な「外圧」がある。

当の加藤さんもそのような空気を感じているのか、今日のテレビでは、珍しく気弱な顔をしていた。

しかし、大丈夫。

「吉本」という巨大な看板を失い、当初は寂しい思いもするだろうが、外には広大な世界が広がっている。

かく言う私も「人の言うことを聞かない」わりに「言い過ぎる」という性格が災いして、前職の外資系生保でも「厄介者」として扱われていた。

結局、組織を飛び出した。

かと言って、別に格好が良いことでもなく、単にどこの組織にも馴染めないだけ。

社長になりたかったわけではない、社長にしかなれなかったんだ・・・

そんな有名な言葉があるが、まさに私のことだ。

こんな私でも何とかなるのだから、加藤浩次さんなら新たなステージで今以上の活躍が出来るはず。

奇しくも同じ「加藤」でもあり、そしてはぐれ者。

そんなわけで勝手にシンパシーを感じている。

どうか組織に歯向かっても「成功出来る」ことを証明して欲しい。

本日のコラムでした。

 

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3月 10th, 2021 by