初対面で「何とも良い雰囲気な人だな」と思ってもらうコツ


ビジネスやプライべートで誰かに「初めて会う」というシチュエーションがあります。

こんな「初対面」の時、皆さんはどんなことを心掛けていますか?

・明るく大きな声で挨拶する

・少しでも良い印象を持ってもらうために身だしなみに気を付ける

・相手の話にオーバーリアクションで反応する

などなど・・・

先日、ある女性経営者から聞いて面白かったのは、この方は初対面で

「舐められようにメイクをキツメに仕上げる」

そうです。

日本にはまだまだ男尊女卑が根強く残っているので「女性だから」というだけで、過去に嫌な思いをしたこともあったのでしょう。

まずは一発かましてから、ニコッと笑い、適度に自虐ネタを入れながら話すと「ギャップ」で良い人だと思われる可能性が高いのだそうです。

また逆に「むしろ舐められるように『超下手(したで)に出る』」という方もいました。

彼曰く「その方が何事もスムーズにすすむんだよ」とのこと。

お互いのバックグラウンド、性格などが分からない「初対面」では、皆さん色々なことを気にされているようです。

ここで一つ。ご参考になるか分かりませんが、私が使っている方法をご紹介したいと思います。

とは言ってもオリジナルではありません。

ある方からお聞きしたことを試してみたところ、良い結果に結びつくことが多かったので、継続して使っているだけです。

それは、会う直前

これから初めてお会いする方を想像し、握手をして抱きしめる(ハグ)

ということです。

ここでは「加藤 圭祐さん(私の名前)」という方と初めて会うシチュエーションで説明しましょう。

この時、会う直前、5分前に「加藤圭祐」という名前から連想する相手のイメージを浮かべます。

もちろん、まだ会ったことがないのですから、相手の姿格好は分かりません

そのため、あくまで自分の中で「加藤圭祐という名前から想像する姿」を思い浮かべるだけで良いのです。

その加藤圭祐さんと頭の中で、まず握手をし、そしてハグをします。

この時、相手の手の硬さ、身体の体温までを感じるようにして下さい。

そして、心の中で

「私たちは良い友人になれる」

とつぶやくのです。

さあ、かなりスピリチュアルな話になってきましたね 笑

しかし、時間にしてわずか数十秒のこのプロセスが初対面の時にありがちな緊張間をほぐし、場の空気を柔らかいものにしてくれるはずです。

実際、初対面の時にこれをやった時と、これをやらずに、例えば初対面のアポに遅れそうになり、息を切らして飛び込んだような「初対面」の時では、話の盛り上がり方が違うような気がします。

物の本によれば、まず自分自身に「私は相手を受け入れる」と暗示をかけることで、心の壁がなくなり、それが良い空気感を熟成するのだそうです。

そう、このテクニック。

元々は前職の外資系生保の先輩から聞いたのですが、その後、読んだコミュニケーションに関する本によれば元々は欧米の精神科医の技術だそうです。

「この人には何でも話せる」そのように相手に心を開いてもらうためには、「まず自分から」ということなのでしょう。

そのために彼らは患者と初めて会う直前、誰もいない診察室で一人でこれをやっているとのことでした。

「欧米の精神科医がやっている。」そんなキャッチフレーズがあれば、私の荒唐無稽な話にも、多少の信ぴょう性が出てくるかもしれませんね。笑

余談ですが、子供の話を聞く前などにも効果があるそうです。

 

以上、初対面で「何とも良い雰囲気な人だな」と思ってもらうコツでした。

コストや手間がかかるものでもないので、騙されたと思って一度試してみてはいかがでしょうか?私自身はその効果を実感しています。

本日のコラムでした。

 

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7月 9th, 2022 by