2022年 謝辞 「大丈夫!!」を胸に・・・


早いもので2022年も12月31日となりました。

今年は皆様にとってどんな一年だったでしょうか?

マイナス面では、

・ウクライナ紛争

・米利上げに端を発した円安ドル高

・それに伴う物価高

などなど。

逆にプラス面では

・ようやくコロナ収束の見込み

・物価高ではあるが、給与も上昇傾向

という感じでしょうか。

「コロナで止まった『世界』が再び動き出し、その歪みで様々なことが起こっている」

という状態のような気がしています。

さて、来年はどうなるのか?

そんなことを言いながら、毎回、年末の謝辞で予測めいたことを言っていますが、当たったことはありません。(笑)

ただそれでもあえて「予想」させていただくと、

意外と日本が良いかもな

という印象を持っています。

まず、欧米はこれだけ金利を上げてしまったので、リセッション(景気後退)は避けられないでしょう。

その影響は少なからず我々にもあると思うのですが、元々景気も良くない日本は「もうこれ以上落ちようがない」のではないかと。

また、全世界的に冬の時代になれば「守り」という意味でも日本は強いです。

膨大な企業の内部留保と世帯貯蓄があるので「冬の巣ごもり」への準備は万全なのです。

かつ、今までは労働力コストが安いために、アジアに分散していた工場も「給与も通貨も安い」日本に戻る傾向が顕著になってきており、これも「守り」という意味ではメリットが大きいでしょう。

日本は変わらないのに、周りが落ちることで相対的に「何故か」日本が上がるというイメージです。

でも、それでも先の見えない不安定な一年にはなりそうですね。

「今ほど変化のペースが『速い時代』は過去になかった。だが今後、今ほど変化が『遅い時代』も二度とこないだろう」

2018年のダボス会議で、カナダのトルドー首相が言った言葉です。

当時「名言」として各媒体で紹介されていたので、耳にした方も多いかもしれません。

確かにコロナ前の2018年と比べても、コロナ後の今の方が「変化が早い」ように感じます。

ということは、2030年、2040年の近未来から「今」を見れば「昔はのんびりしていたなぁ」などと思うのでしょう。

その視点で過去を見れば、100年前、200年前の「大昔」の人たちも、その当時は最先端の文明の中で暮らし、不安な気持ちを抱えながら時代の変化を乗り越えてきたわけです。

そう思えば我々だって

きっと大丈夫

なはず。

最近はテレビを見ていても、不要不急!!過去に例を見ない規模!!などのセンセーショナルな言葉で不安を煽るような情報しかなく、どうしたって暗い気分になりますが、そんな時こそ自分自身に「大丈夫、未来には楽しいことがあるから」と語りかけています。

さて、2023年はどんな一年になるでしょうか?

根拠なく自信を持ち、明るい365日を送りたいと思います。

皆様にとっても、幸多き一年になることをお祈り申し上げ、今年最後のコラムとさせて頂きます。

来年も何卒宜しくお願い申し上げます。

 

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12月 29th, 2022 by