何故若者は社会起業家を目指すのか?欲のステージのススメ


みかづきナビ 加藤です。

前回は「経営をするものは強欲であれ!!」とお話しました。

野獣のように?!成功する経営者に共通する「強欲のススメ」

家、車、成功、欲しいものを全て手に入れた経営者は次に何を目指すのか?

これは多くの成功本にも書いてありますし、経営者が皆言うことでもありますが、欲の質が

1 自分自身のため

2 家族、社員のため

3 世のため、人のため

と変化していくようです。



私は保険屋として数十人程度の成功者を見てきただけですが、この三段階を経る人が本当に多く、「成功本に書いてあること本当なんだな」と感じます。

特に自分一人では使いきれないほどのお金を手にした人は、明確に3にいきます。

自分で起業した会社を売却し、若くして数十億の資産を手に入れたある経営者が言っていました。

生きていく上でお金のことを考えなくて良い。これだけで自分の身体のリソースが90%開放された感じがする。今思えばまとまった金を手にするまでは、どんなこともお金に結び付けて考えていた。金持ちになって、今は世の中の色々な問題がお金に関係なくクリアに見える。自分の能力と資産をその解決に使わないと、と思う。」

話がやや宗教チックなので、思わず「坊さんにでもなるんですか?」と言ってしまい「そういうことじゃないです!!」とこんこんと説明されました。

要は自分と家族のことだけではなく、世の中全体の役に立ちたい、つまり「欲の種類が変わる」ということだと思います。



これは前職の保険会社の研修で教わったものですが、下記の図がこの現象を分かりやすく補足してくれます。4つのステージ

この図の教えを掻い摘んで説明すると

人間は4つに分類できる。
お金、精神的にもゆとりがない「一般」
お金はないが精神的には豊かな「宗教家・教育者」
お金はあるが精神はひもじい「成金」
お金も精神も豊かな「成功者」

世の中で成功者と言われているのは実はほとんどが成金で、真の成功者は少ない。

また、本来はお金と精神面、同じ速度で成長して最短ルートで成功者を目指すべきだが、実際はそんなバランスの良い人はほとんどいない。まず一気にお金だけが上がって、上がりきってから横にスライドする。スライド出来ない人は一生成金。

成金ルートとは逆に、まず精神面が豊かになり、その後お金がついてくる、というパターン(宗教家ルート)もあるとは思うが、不思議とこういう人はいない。恐らくお金のことなんて達観しているから、お金持ちになれないのではなく、ならない、なる必要がないだけだろう。

とのこと。



このお話を聞いたのは10年以上前で、当時は「ほほー」と思うだけで、特にピンと来ませんでした。
しかし、その後色々な方の成功パターンを見ていると本当にこの通りです。
「一般」から「成金」までが、欲のステージ「1 自分」と「2 家族・社員」、そして成功者のエリアに入るころには「3 世のため、人のため」に変わる、ということでしょう。

しかし、最近若い人で「社会企業家」って方々がいますよね?
あの人たち、私の感覚からすると不思議です。

欲のステージから言えばいきなり「3 世のため、人のため」からスタートしてる。
前職の研修で「いない」と断言されていた、宗教家・教育者のルートから成功者を目指しているような気がするんです。

本当なんですかね?
自分のことをさて置き、いきなり世のため、人のために動ける。そのためにリスクを取って起業できる。私のようなひねくれ者はどうしても斜に見てしまいます。

このことについて、先日ある方と議論しまして、面白い見解を聞けました。



まず、今の若者とおじさん世代は「格好良い」という定義が違う。
昔は良い車に乗って、豪華な家に住んで、綺麗な嫁さんがいて、というのがステータスだったが、今の若者はそういうものに価値を見出さない。

むしろ「誰かのために働いている、何かの問題解決に取り組んでいる」という方がクールなので、そこを目指すのではないか?
でも、これって本質的には「周りからどう見られているか?」を意識している段階で、従来の成金ルートと変わらない。
むしろ自分の欲が高度に擬態されている分、厄介。
「僕はこんなに頑張っているのに世の中は変わらない」とか叫ばれてもこちらが照れるわ!!

83b447cca12b6a96cf1c13edcf698a7a_s

だったら「フェラーリ乗って、すげーって言われたい」と言う方が可愛げがある。

「まっ、社会企業家ブームだな」

と、容赦なしでした。

とは言え、いつの時代も規格外の本物はいます。
雑誌やテレビなどでちやほやされている社会企業家のうち何人が本物なのか分かりませんが、従来はボランティアで終わることが、ネットとSNSの力によって「ビジネスになる」「お金になる」ようになってきたことは事実です。
結局のところお金は力です。力があれば素晴らしい取り組みを全世界に広げることが出来ます。

センスのある若者が「社会的問題の解決」「お金」「精神的な成長」、それらの3つを同時に目指す。まさに図の中の「最短ルート」を進んでいるような人です。

こういう本物がどんどん出てくれば、日本も変わるのではないかと思います。

でも、まぁ、私のようなお金にまみれた人にはよく分かりません。
「本当かよ?。。。」って思っちゃうんですよねー
個人的には成金ルートの人が大好きです。  チャンチャン



 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします


8月 4th, 2015 by