おのれ銀行め!!住宅ローンを断られた中小企業のおじさんの愚痴


住宅ローンを断られた。

現在住んでいる家が手狭になり、ウロチョロしている子供を踏んづけそうになるので、以前より新居を探していた。

妻が

「ここが良いんじゃない?」

というので現地を下見し、

「築年数の古いマンションを今からリノベーションする」

という物件の購入を決めた。

リノベーションに関しては、これからやるのでこちらの意見を最大限聞いてくれると言う。

不動産屋さんの担当者に、

「会社を始めてまだ3期目ですが、大丈夫ですか?」

そう聞いたところ、色々資料は出さないといけないがおそらくは通るだろう。とのこと。

「床はこういう感じで、壁の色は。。。」

なんて夫婦でワクワクしていたが、それから1週間、悲報が届く。

住宅ローン全滅。まじ全滅。

都銀なんてとんでもなく、地銀も断られ、知り合いから紹介された信用金庫ですらダメ。

フラット35なら前年の年収しか見ないので行けるのでは?と頼んでみたが、今度は物件の上部の

「せり出し部分」

seridasi

それが2メーター以上なので、フラット35の適合物件ではない。ということらしい。

誰だ?建てた時にこんなにも「せり出す」ことを決めた奴は!!

オシャレだと思ってやってみたのが完全に裏目ってるぞ、おい!!

と声を大にして言いたい。



断られる理由は、各銀行様々で

「年収が足らない」

「創業間もないので会社の決算では実態が見えない」

「会社への経営者貸付がある(どこの中小企業もあるけどね)」

などなど。

つまるところ、

「あなたのようなチンピラには金は貸せない」

そういうことだろう。

一番頭に来たのは某「赤い都銀」の担当者に言われた

「うーん、加藤さん惜しいぃ!!」

何だ?惜しいとは?お前は児玉清か!!

kodama

40歳を過ぎた男を「惜しい」呼ばわりするお前は何様だ?そもそもお前の金か?お前の年収はいくらだ?

いかん、いかん、愚痴が止まらん。



そもそもが新聞を読んでも、日経ビジネスを読んでも

「貸し出し先がない!!銀行の悲鳴!!」

「内部留保率上昇に見る銀行ビジネスの崩壊」

などなど、銀行の本業である「金貸」の現状を憂う記事は多い。

iruyo

ここにいるよ。お金借りたい人。

ちゃんと返すよ。俺。

保険証券とか証券口座のデータとか、自分の資産状況を出したけど、結構お金もあるよ。

保険証券に抵当付けても良いよ。(そういうことも出来る)

でもダメ。

結局、中小企業の社長なんて相手にされない。

とは言え、住宅ローンはパッケージ商品で、重要なのは銀行の先にある信用協会の審査。

各銀行の決裁権なんてほぼないことも重々承知している。

そのことは十分知っているが、自分がその基準に、

こんなにもハマっていない

とは知らなかった。

まあ、良い。

かくなる上は、銀行から

「借りて下さい!!」

そう言われるくらい成り上がって、マンションどころか加藤ビルヂングを建ててやる。

そう決意を新たにした。

「夢は具体的な絵や言葉にして、常に見えるところに貼っておけ!!」

前職の生保でそう教えられたので、実際に書いたので特別にお見せしよう。

これが加藤ビルヂング、夢の羅針盤だ!!

IMG_1368

1階から4階の賃貸収入でローンが返済できる計算。

これを机の前に貼ってある。

しかし、ローンを断られたのにこんな絵を描いて喜んでいる私は我ながらアホだ。アホ過ぎる。

だから、誰も金を貸してくれないのだ。。。。

メンタル最強と言われた私も意外と傷ついたよ。

という本日のコラム。

追伸:

今回の件で住宅ローンには超詳しくなったので、何かあったらご相談下さい。

我が身の失敗を含め良いアドバイスが出来ると思います。笑



 

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10月 31st, 2017 by