貯蓄と保険の関係


みかづきナビです。

本日は貯蓄のお話しです。

サッカーや野球で、爆発的に点を取るが、反面、守備が弱いために大量に点を取られて負けてしまう、というチームがあります。

実はお給料と貯蓄も同じことが言えます。お給料が「点を取る」こと、貯蓄が「守備」です。

どんなにお給料が良くても、上手く守備(貯蓄)ができなければ負けてしまいます。何億円も稼ぐスポーツ選手やアーティストが破産するようなニュースを良く耳にしますよね?

逆にお給料は決して多くないが、上手く貯蓄していて、40歳代や50歳代にはしっかりとした資産を築いている人もいます。

前者と後者の違いは何でしょうか?



まずお金に対する考え方から言えば、前者は

「悪い意味で楽観的。どうにかなるさ。と思っている」

後者は

「良い意味で悲観的。将来どうなる分からない、と思っている」

ということです。

そして「何とかなるさ」という楽観的な考え方は高度成長期ならいざ知らず、国の借金が増え、年金が下がっていく今後の日本では残念ながら通用しないでしょう。

また、後者(貯蓄上手)には、共通点があります。

それは、給料日に一定の金額を貯蓄用によけてしまうということです。そして、残ったお金で生活します。

具体的には、給与の1割から3割を別の銀行の口座に移してしまいます。会社の財形制度や貯蓄性のある保険に加入する、ということも同様の効果があります。

人間は意思が弱いものです。そこで、仕組みとして

「簡単には使えないようにする」

というのが実はシンプルながら、最も有効な方法なのです。

会社員の生涯給与は約2億円と言われています。

このうち1割をしっかり貯蓄出来れば2,000万。2割で4,000万円。3割で6,000万円です。毎月の努力が大きな資産を作ります。

財形や定期預金に比べ、実は保険を利用するメリットも少なくありません。

保険料の引き落としは会社によっても異なりますが、だいたい27日か28日ですから、25日に給与が入ってきて、すぐに保険料が引かれてしまいます。その点では財形や定期預金と同じ効果が見込めます。



また、保険ならではのメリットとしては

・死亡時や高度障害(車イス)など、万が一の時に保証がある

・財形や定期預金に比べ、長期的に見れば運用成績が良い

・自己責任の株や投資信託と比べ、将来の「利益」が確定している

・税金の控除(生命保険料控除)が受けられる

という4点です。

そしてデメリットは、このブログでも何度も申し上げていますが、

・早いうちに解約すると損をしてしまう

というところですね。

但し、これは「早いうちに解約すると損をするので、暫くは手がつけられない。」とも言いかえられます。先に述べました「簡単には使えないようにする。」という趣旨には合っているかもしれません。

長期的な資産形成には有効な点が多い保険ですが、資産形成のためには商品選びが重要になってきます。

「お金が貯まるタイプの保険」と言っても、最近は支払った金額とトントン、もしくは減ってしまうというような商品もたくさんありますから、トータルの支払いと、リターン(将来の満期金、解約返戻金)をしっかりと確認して、財形や定期預金より勝っているのか?という点をしっかりと確認しましょう。

また、「初めは毎月1万円から、そして徐々に増やしていいける。」など、無理をせずに、ご自身の経済状況に合せてプランが組めるような商品であることも大切です。

ご興味ございましたら、いつでもチャット、お電話でご連絡お待ちしてます。

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7月 26th, 2014 by