布マスク2枚の裏側を「さも見てきたように」語ってみる


人の集団の中で日々繰り返される勢力争い、妬み、裏切り、それらに関わる人の心理を紐解くことは

営業マンの必須スキルである

だって、ダメな人、ダメな勢力にいくら提案してもダメだからね。

長年、色々な組織のパワーバランス、権力者たちの栄枯必衰を見てきた経験から、どんな集団でもちょっと匂いを嗅いだだけで、

ああ、この人がキーマンだな

とか、

このあたりがパワーエリア、逆に、このあたりは反目だな

ということがおおよそ分かる。

その鑑定眼はもはやエスパーレベルだと思ってもらって良い(嘘)

さて、今の安倍政権。

多くの人が、もはや絶叫に近い形で「ダメさ具合」を糾弾しているが、今、この危機の最中に、

動かざること山の如し

を貫いている。

そして「ようやく山が動いた!!」と思ったら

各世帯に布マスク2枚配布・・・・

国会中継で「なんで安倍さん口にナプキン付けてんの?」と思っていたが、あれが布マスクだそうだ。

洗って何回も使える一品で、流石、日本のエリートが集まって練りに練り上げた政策と唸るしかない。

ナプキン、いや布マスクが届く日が待ち遠しい。

さて、そんな体たらくな安倍政権。

今回のマスク2枚のグダグダ騒動、その裏側をエスパー級の私の知見で「さも見てきたように」語ってみたい。

理由は大きく分けて3つある。

 

理由 その1 そもそも「お祭り集団」

民間企業でもそうだが、良い時に良い人と、悪い時に良い人がいる。

景気も良くて、アゲアゲの時に、そいつに音頭を取らせると何ともリズムが良くて神輿(組織)に勢いが付く。そんなリーダーもいれば、逆に、ピンチや乱世の時に意外な能力を発揮するリーダーもいる。

前者は、何事にも「それ良いね!!」と前向きで、とにかく明るいので、人が集まってきて、結果、ノリノリパーティーピーポー集団が形成される。

後者は、普段は「変わり者」、「とっつきにくい」などという評価だが、人に嫌われることを厭わないので、緊急時に登板すると、常人には出来ない決断でピンチを救う。

今の安倍内閣は完全にノリノリパーティー組なので、世の中が良い時には上手く機能するのだが、ダメになると弱い。

これは能力の問題ではなく、性質の問題で、別に安倍さんが悪いわけではない。

こんな例え話が分かりやすい。

安倍さんが口につけていた「ナプキン」

あれは中に高分子ポリマーが入っているため、吸水率が非常に高い。

しかし、その能力が仇となりトイレには流せない。トイレに流すと周りの水分を吸って膨張し、詰まってしまうからだ。

そのため「トイレに流せるナプキン」を開発すればノーベル賞確実だと言われている。(これ、本当の話)

ある場面では有能だが、ある場面では無能どころかマイナス。

つまり、今の安倍さんはトイレで詰まったナプキンのようなもので、お肉券だとかお魚券だとか「便所の水」のような愚策を吸ってしまった結果、全ての政策が目詰まりしてしまっているのである。

元々、お祭り用なのだから、ピンチに弱いのは仕方がないということ。

理由2 菅ちゃんとの夫婦仲

お祭り集団の中において、唯一、ピンチに強い人がいる。

そう、菅官房長官である。

秋田から集団就職、苦学して夜間大学を卒業し、国会議員の秘書を10年超、横浜市議からの叩き上げで、今の地位に就いた。

ちなみに未だに「かん」と言っている人がいるが「すが」である。

とにかく実務能力が高く、更には飴と鞭の使いわけが上手いので、官僚から慕われているという評。実は私も大好きだ。

だが、今回、そんな菅官房長官にキレがない。

報道によると、河合克行(法務大臣)・案里夫妻や、菅原一秀(経産大臣)など、自分に近い人たちを強引に入閣させた挙句、スキャンダルで逮捕・辞任が相次ぎ、政権にダメージを負わしたことが原因で、安倍さんと不仲になった。とあるが、多分、違う。

それはあくまできっかけにすぎず、お祭り男の安倍さんと、地味な菅さんではそもそも肌が合わない。

「結婚7年目」にして、お互いに「あいつは顔が暗い」、「あの人バカすぎる」という感じで、

もう嫌!!

となっただけだろう。

人間関係などは、案外とそんなものだ。

だからこそこんな状況にあっても、安倍さんは菅さんを使おうとはしないし、菅さんも「やれるもんならやってみろ」と突き放して協力しない。

結果、安倍さんの周りには「祭なら得意なんだけどねぇ~、危機とかそういうのはちょっと・・・」というような人しかいないので、何の具体策もまとまらない。

菅さんが本気になれば、得意の実務能力を発揮して、実効性のある政策が打てると思うのだが、今の状況では安倍さんが困れば困るほど、「イッヒッヒ」ということになるので、だんまりを決め込んでいるのだろう。

理由その3 麻生のオジキが怖すぎる

まあ、これだろう。

マフィア麻生が怖すぎる。

消費税減税も、国民全員への現金給付もオジキが許してくれない。

オジキは財布を握る財務大臣。その上、麻生派(志公会)は派閥としては2番目に大きい。(56名)

安倍さんが所属する細田派(清和政策研究会)が97名と最大ではあるが、今の安倍政権は

細田、麻生、二階、岸田

の「4派乗り合い政権」的な意味合いが強く、この4つで自民党議員397のうち246を抑えている。

つまり、オジキを怒らせて56名が抜けると、自民党内の過半数を維持出来ないのである。

財布も人もオジキ次第。

そして麻生のオジキは暴言大王だが、ちゃんと漫画で勉強しているので意外と頭が良い。

この場面で小銭を配ったところで、意味がないと思っているのだろう。

それどころか今回のことを、存在意義のない地銀の整理・統合の「良い機会」にしようとしている気配も感じる。

オジキが金を使わせてくれないし、菅ちゃんは実務やってくれないし、周りにはお祭り男しかいないし・・・

そんなわけで「山田くん!!布マスク2枚持ってきて!!」となるわけだ。

まるで笑点のような安倍政権の内部を「さも見てきたように」お伝えした。

本日のコラムでした。

 

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4月 2nd, 2020 by