東京タラレバおじさん


独身30代女子の悲哀を描いた

「東京タラレバむすめ」

ドラマもなかなか好調のようです。

しかし、タラレバは女子だけのものではありません。

あの子が〇〇だったら

あの時、〇〇していれば

良い歳こいたおっさんでも、過去のタラレバに苦しんでいる人はいるのです。



本日はそんな東京タラレバおじさん(40代)のお話。

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独身。彼女はいない。

料理が趣味。夜な夜な友人を集めてホームパーティーをしている。

「毎日楽しい。」

と口では言うか、寂しさを感じることも多い。

今から10年前。30代前半。

当時付き合っていた彼女とは性格も、価値感も合っていた。

「結婚するならこいつしかいない」

意を決してプロポーズ。相手も快くOK

しかし、お互いの両親を紹介するところで話がややこしくなってきた。

女性のご両親、特にお母さんが家柄や学歴に

「異様にこだわる人」

だった。。。。

興信所を使い、自分の経歴を丸裸にされた。

特に問題のあることはなかったが、

「経歴、学歴が冴えない」

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ということで、お母さんが首を縦に振らない。

しまいには親の離婚暦まで持ち出されて、

「離婚した家の子供も同じことをする」

と言われた。

「結婚は当人同士」

とは言え、将来ずっとこのお母さんと付き合っていけるか不安になった。

彼女は

「両親と絶縁になっても良い。」

と言ってくれたが、普段は仲の良い親子の絆を裂くのも気が引けた。

結局、自分から身を引いた。

泣きじゃくる彼女に

「お母さんが誇れるような輝く経歴があれば良かったんだけど。。。ゴメンね」

と言った。我ながら情けなかった。

風の噂で、彼女は良縁に恵まれ、今は2人の子供がいるらしい。

あの時強引にでも結婚していれば。。。。。

今も出会う女の子を彼女と比べてしまう。

この10年間誰とも付き合ったことはない。



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職業は弁護士。

若い頃から別にもてる方ではなかった。

名門と言われる国立大学を卒業し、有名な会社に職を得た。

20代後半。思うところがあって、司法試験を志した。

会社を辞め、法科大学院に入学。

勉強は得意な方だったが、それでも司法試験の勉強は熾烈だった。

ご飯を食べる。風呂に入る。

それ以外は全て勉強に充てた。

当時、付き合っていた彼女はそんな自分を理解してくれていたが、ほとんど会える時間もなく、また精神的にも余裕がなくなり、彼女の存在が重荷になった。

自然と疎遠になり、いつの間にか別れていたが、気分的にはむしろすっきりしていた。

それから3年。

念願の弁護士になった。

やたら合コンに誘われ、顧問先の企業の経営者から「良い子がいるんだが会ってみないか?」と言われる。

どの子も「弁護士です」と言うと、態度が変わる。

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積極的に連絡をしてくれる子もいて、ありがたいが、正直なところ

「俺の肩書きが好きなだけなんじゃないか?」

と思う。

彼氏は弁護士

そう言いたいだけなんじゃないか?

弁護士になれば道が開けると思っていた。

収入は上がったが、こと異性に関しては完全に女性不信。

苦しかった頃に自分を支えてくれたあの子はもういない。

今もあの子がそばにいたら。。。。

そう思っても切ないだけだから、考えないようにしている。



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ここまで来たら、中途半端なところで手を打ちたくない。

誰もが羨む、石原さとみや、新垣結衣みたいな子と結婚したい。

北川景子も候補の1人だったが、DAIGOごときに取られるとは思わなかった。

頑張ってきて、社会的地位も収入もあるのだから、むしろ、あちらからお願いされても良いくらい。

金はある。

スーツを買いにいけば最高級のものしか勧められないし、行き着けの飲食店でも、本当に良いものしか出されない。

しかし、こと女性に関しては

「これくらい落ち着いた女性の方が。。。」

と勝手に判断され、ランクダウンした女性しか紹介されない。

そんなB級。全く話にならない。

だったらクラブやキャバクラに行けば良いでしょう。と言われる。

確かに綺麗で若い女性がチヤホヤしてくれるが、それは所詮金目当てで、そういう女は好きじゃない。

しつこいが石原さとみとだったらいつでも結婚する。

でも、お金目当てじゃなく、純心な心があればの話。

いや、タラレバの話じゃなくて、それくらいの権利が自分にはあるはず。

 

なんか書いてたら切なくなっちゃった。。。。

皆さんの周りにもいますよね?

別に結婚だけが全てじゃないですが、出会いも多く、心も素直だった20代、30代にオチがつかなった40代男の嘆きをお送り致しました。

本日のコラムでした。



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2月 7th, 2017 by