「考えない」技術を考える


仕事柄、よく他人様の悩みを聞くが、残念ながら「悩み」の90%には解決策はない。

嫌いなアイツが会心することもなければ、お金は湧いてはこないし、老いを防ぐことも、困難な病気を治すことも不可能だ。

そういう意味では、悩みの90%は

考えても無駄

とも言える。

それでも人間はグジグジと考えてしまう生き物であり、もちろん私自身もそうだ。

特に生命保険のセールスという「ストレスの塊」のような仕事に身を投じてしまったので、若い頃は、夜になると将来が不安になって眠れないというような経験をしたこともある。

しかし、これとて

「やるしかない」

という結論以外なく、要はウジウジ考えても意味がない。

そこである時から「考えない技術を身につけよう!!」そう思いたった。

この「考えない」

情報過多の現代においては、マインドフルネスなどという言い方もされ、最近注目を集めているようだ。

具体的な方法として、瞑想や座禅、写経、ヨガ、呼吸法などが取り上げられるが、15年以上研究を続けてきた私からすれば、こう断言できる。

全く効果はない

と。

瞑想や呼吸法などは「頭の中を片付ける」という引き算的方法だが、このアプローチだと片付けたそばから情報が再生産され満杯になってしまう。

逆に「足す」方が良い。

引くのではなく、更に情報を足して「上書き」してしまうイメージだ。

イマイチ伝わっていない感じがするので、具体的な例を挙げる。

ポイントは恋。

色々試した結果、これが一番良い。

脳にとっての一番の刺激だからだ。

私は寝る前、ベットに横になると「アイランド」と名付けた島に行く。

脳内にある仮想の場所だ。

わかりやすくイメージするとこんな島。

この島の住人は100人で、私以外は美女99人。要はハーレム。

昔好きだったアイドルやAV女優など、頭の中にはそのリストもあるものの、流石にそれを公表するとドン引きされてしまうので割愛するが、この美女たち全員が私のことを好きで好きでたまらない。という設定である。

なお「博愛」を旨とするこの島では、私を取り合うことで喧嘩などは起こらない。

皆が仲良く暮らし、日々、海に入ったり、島内にあるゴルフ場でプレーしたり、夕方にはBBQをしてシャンパンを飲む。

これらの設定は細ければ細かいほど良い。

ちなみに私は30歳くらいの時

「アイランドを絵にして、いつでも眺められるようにしたい!!」

そう思って、プロの画家に頼んだことがある。

まずは口で説明した構想をラフな下書きにしてもらって、細かい修正を繰り返したその絵は、半畳以上の大きなもので、額縁込みで30万円もかかったが、今でも寝室に飾り、時折眺めている。

ちなみに、それを持ち帰った日、妻からは

「こ、こんなもんに30万円・・・頭がおかしい・・・」

と呆れられたが、それくらい凝った世界観を持つことが重要である。

毎夜、このアイランドに行くと、あら不思議。

それまで考えていた些細な悩みなどは頭の中から消える。

消える、というよりは、アイランドの中でやることが多すぎる。

博愛主義とは言え、細かいいざこざは起こるし、99人の美女の「入れ替え」など頭の痛い問題もある。

他のことを考える余裕がないのである。つまりは「上書き」ということ。

どんな悩んでいても10分で寝れる。

もちろんこれは私の場合であり、シチュエーションは人によってアレンジすればよい。

何が言いたいのかと言うと、「考えるな!!」と言われても人は無意識のうちに色々と考えてしまうので、であるならより強烈な「考えるべきテーマ」を与えた方が、結果的に心を消耗するような(さらには解決策がないような)ことを「考えずに済む」ということ。

ちなみにこの話、昔、知り合いの精神科の先生に話をしたら

ものすごい良い方法だ

と絶賛された。

◯◯効果とか、◯◯心理とか、細かい話は忘れたが、とても理に適っている方法らしい。

ストレスが多い現代社会。

悶々と考えこんでしまう人は是非試してみて欲しい。

本日のコラムでした。

 

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8月 3rd, 2021 by