「仕事の調子が悪い」を劇的に改善するポイントシステムのススメ


仕事をしていると、どうしても好調、不調の波がある。

特に営業職はその波が大きい。

私自身は、あまりそういうことを気にすることはなく、

ダメな時は酒でも飲んでるしかねー

くらいの楽観主義だが、それでも20年以上も営業をやっていれば、

呪われているのか?・・・

と思うくらいの「谷」を感じることもある。

外資系生保で3年目だったか、それまでに感じたことのないほどのスランプに陥り、何もかもが裏目に出ていた。

会社で鬱々としていると、隣に座っている先輩Tさんが、こう言う。

「調子が悪い時はあまり未来のことは考えずに、今日だけに集中しろ!!」

と。

そこで教えてくれたのが、ポイントシステム。

Tさんの話では

「アリコジャパン(今のメットライフ)で導入されているものだ」

とのことだったが、その仕組みはきわめてシンプル。

日々の行動に「ポイント」をつけて、それが毎日20ポイントを超えるまでは絶対に仕事をやめない、というもの。

具体的にはこんな感じ

新規の申込   7ポイント
お客様と面談  5ポイント
新規アポゲット 3ポイント
電話・メール  1ポイント(相手がでなくても、返信がなくとも、1ポイント)

これをベースにして、20ポイント。

毎日、クリアするまで、家には帰らない。

例えば、午前中に申込みがあって(7ポイント)、午後、商談が2つ(5×2ポイント)、その合間に翌週の次回アポ(3ポイント)が決まれば、これで20ポイントなので、普通に活動していたら、別に苦もなく達成出来る。

しかし、調子が悪い時は往々にして「足が止まっている」ことが多い。

頭でっかちになっているのだ。

そのような時、このシステムは「まずは、自分を動かせる」という面でメリットがある。

朝起きて、何のアポもない時でも、とにかくお客様に、電話かメールを20本すれば、とりあえずは20ポイントになるし、そしてそれだけ連絡すれば、お客様から何かしらの反応はあるものだ。

それが次のアポなり、提案につながっていく。

なお、私は先のシステムをベースにして、オリジナルでこんな感じにしていた。

新規の申込     7ポイント
お客様と面談    5ポイント
新規アポゲット   3ポイント
電話・メール    1ポイント
本を一冊読み終える 3ポイント
ジムに行く     2ポイント
外を3キロ以上走る   2ポイント

人を褒め・感謝する 1ポイント
注:電話、メール、褒める、感謝する、は1人に1回だけ。
同じ人に何度もやっても複数ポイントにはならない。

朝起きて、妻の顔を見る。

普段なら「ああ」とか「うー」とかしか言わないが、まず褒める。

「あれ?なんか今日はいつもより美人に見えるぞ!!」

完全にウソだが、なんせこちとらポイントゲッターズ。

これで1ポイントはありがたい。

こんな調子で、会社に行っても同僚を褒めまくる。

後輩には、

お前はいつも元気だなぁ、その笑顔は人を幸せにするねぇ~ 

先輩には、

昨日の夜、ふと◯◯さんが先輩で、俺って幸せだな、そう思ったんですよ・・・

などと白々しく言う。

もちろん全てウソだ。そんなことは1ミリも思っていない。

皆から、

「ど、どうした・・・何かいけないおクスリでもやっとるんか?・・・」

と心配されるが、それでも褒められたり、感謝されて怒る人はいないし、こちらもポジティブな言葉を口にしていると不思議と気分が前向きになってくる。

そしてその勢いで、電話、メールなどをしてアポを取る。

お客様にお会いすれば5ポイントだが、更に上積みしたいので、面談中、どこかで「褒めて1ポイント」をゲットするべく、お話を注意深く聞き「ここだ!!」というところで褒める。

これで6ポイントゲット。

経験上、これを1ヶ月もやれば、だいたい最悪の時期は抜けて復調の兆しが見えてくる。

思うに、調子が悪い時は、結果を焦るあまり視野が狭くなっているのだろう。

また何をやっても空回りしてしまうので、イライラしている。

このポイントシステムは、まずは成績のことを忘れ

「その日一日、20ポイントをクリアすること」

だけを目標にしているので、終われば多少の達成感もあるし、ともかく行動はしているので、気持ちも落ち着く。

私の好きなセールス用語に「行動すれば次の現実」という言葉があるが、まさにその通りで、日々のちょっとした電話、メール、褒める、感謝などの「行動」が、状況を好転させてくれること、つまり「次の現実」を作ってくれることが多いのである。

なお、先のポイントシステムは営業職にフォーカスしたものだが、事務系の仕事でもクリエイティブな仕事でも応用は効く。

もし、「何か最近、仕事の調子が悪いな・・・」と思う方がいたら、騙されたと思って実行してみてはいかがだろうか?

自分独自の「ポイントシステム」を作るのも、それをクリアするのも意外と楽しい。

悶々と思い悩んでいるだけよりは、絶対に良い結果をもたらしてくれるはずだ。

本日のコラムでした。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします


10月 6th, 2020 by